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Godoxストロボ不発について

Godoxのストロボ使ってるとたまに発光しないときありません?
酷いときは10枚中2枚とか3枚とか・・・
撮影現場で不発が出たから事務所とか自宅に戻って再度検証しようとすると再現しない・・・
よくわからんけどまぁ中華製ストロボだったらこんな物かって思いそのまま・・・

で、今日思い立って色々テストして環境変えてテストして、海外の情報漁ってほぼこれで正解じゃない?って答え出たのでまとめます。

ストロボ不発イメージ

ヘッダーにも載せましたがこんなイメージですね
上の写真はGodox AD300Proで出力1/64、カメラはSONY α1 連射設定Lo(5コマ/秒)で連射しています。
コマンダーはX-Proを使っています。

このタイミングが一番酷かったですね・・・毎回の撮影がこんな感じだと使い物にならないので他メーカーを検討しますが出るときはたまに出るけど出ないときは出ないという再現性が低い症状です。

結論なんですがコマンダー側のCh設定を変更すると症状がほぼ改善します。
なぜかというとGodoxなどのストロボトリガーコントロールはWi-Fiとおなじ2.4GHz帯を使っています。
ビジネス街や住宅街でWi-Fiの電波が飛び交っているところだと電波干渉が起きて不発になる場合が多いようです。

Godoxのコマンダーは最近の物なら32chまで選択可能です。
これを変更することで電波干渉による不発を回避できます、一番簡単な方法はX2Tコマンダーを使用してチャンネルスキャン機能で干渉しにくいチャンネルを探す方法です。

チャンネルスキャン機能

MENUボタンを押してSCANと書かれている項目を選択します。
スタートをセレクトしてSETボタンを押すと進みます。

スキャン中

スキャンはそんなに長くかからないと思います大体40秒ぐらい?
このまま待っていると完了します。

スキャン完了画面

完了した画面がこちら、Goodチャンネルはこれだよって言う感じですね。
このあとここに表示されているチャンネルをコマンダー/ストロボ本体共に設定すれば完了です。

その後の連射テスト

何度か試してみましたが目に見えて不発が減りました。
チャージが追いつかない出力以外での不発はほとんど確認できませんでした。
AD300ProやAD100Proの出力1/64ぐらいだったらα1の連射設定Hi(20コマ/秒)でも追従してきました。
あまりこの連射速度での発光を多用すると発光管の劣化が一気に加速するので注意が必要ですが・・・

X2Tもっていないよって言う方は比較的後半のチャンネルを選んでみて下さい20番台とか

上記以外にも電池の容量不足で電波が安定しないと言うこともあるみたいです、エネループなどの1.3V充電池は電圧不足になりやすいので乾電池の方をオススメします。

コマンダーとストロボ本体の距離で不発が起こる場合もありそちらはコマンダー側距離設定(DIST)というのが有りそちらを1-100mから0-30mに変更してみて下さい。

不発とは違いますがたまに発光がフル発光になってしまう問題も同じく電波干渉の可能性があるようです。

以上が今回検証した結果になります。
Godox各機種やLED照明のレビュー/検証も進めていきたいと思います。
では、また!

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