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結婚して10年、やっとお正月に慣れた

2024年の三ヶ日、初日から胸の締め付けられるような出来事が続きました。
亡くなられた方に心からのお悔やみを、そして現在も被災し、心身ともに落ち着かない日々を強いられている方にお見舞いを申し上げます。

私にできることはほんの僅かな支援。できることを粛々と行い、必要な情報だけネットニュースからとろうとSNSより離れ、三ヶ日を実家で過ごしました。

1月4日より仕事始め、ということで通常運転に戻っています。
(仕事でバタバタとし、noteの更新が遅くなりました💦💦)

我が家の3ヶ日の過ごし方

さて、今回もマーブルコミュニティの新年書くチャレンジ、Day4「どんな三が日を過ごした?」いってみます!


例年、父親の命日がある年末から実家に帰省し、合間に義実家、私の父方母方の親戚宅へ、お年賀を持って新年の挨拶周りを行います。

近所の氏神神社へ、初詣も行きます。
夫も私もこの辺りのルーティンは変わらないので、それぞれ実家の氏神さんや、懇意にしている神社に参ります。

夫の文化を受け入れられるようになるまで10年かかった。

正直に言うと、元旦に新婚当初~最近まで(結婚して10年が経ちました)夫が懇意にしている神社に行くのが苦痛で仕方なかった。。

この問題は根深いのですが、子どものお宮参りや七五三あるある?義実家と一悶着あったことが起因しています。。

「元旦早々に、なぜ私や子どもにとって縁遠く馴染みのない神社へ??」

おめでたたいはずのに、過去に嫌だった気持ちが蘇ってまたモヤモヤが始ります。

それが、なぜ受け入れられるようになったか。

一つは、全部夫にぶちまけたこと。

私はこうみえて(?)言いたいことを飲み込むタイプでした。(過去形)
特に義家族に関するマイナスなことは、夫に話すべきではないと自分に課していましたが、ある時から「〇〇をされて不快」「〇〇はやりたくない」自分の気持ちをちゃんと認めて、夫に伝えるようになりました。

最初こそギクシャクこそしましたが、例え事態は変わらずとも「私は嫌な気持ちである」と伝えていくことに意味があったように思います。

二つ目は、夫が私の亡き父を大切にしてくれているから。

私の父は5年前に他界しました。父と夫は関係性が良かったからか、病気がちになってからも、折をみて父をいろんなところに連れて行ってくれました。

亡くなった時も朝から晩までわんわん号泣。葬儀場に行くまで、父の亡骸に向かってずっと話しかけている。

その後も、何かの会話の度に

「お父さんが生きてたらこれ喜びはるな」
「ひさよちゃんそんなん言うたらお父さんに怒られんで」

と話題に出し、毎年お盆の時は父親の夢を見ているらしいのです。(ほんまかいな)

お正月も仏壇の前で手を合わせている夫を見ると、なんだかフと、肩の力が抜けて、「持ちつ持たれつだな」と思ったのです。

ここまで10年もかかってしまいましたが、夫婦お互いにとって大切なものを無理しないかたちで尊重しあえた3ケ日だったように思います。



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