12月3日

起きたら10時半だった。寝床が快適すぎる。

朝食を作る。出来た朝食のクオリティがエグい。
お洒落な朝食過ぎる、普段もこんなもん食わんぞ。

画像1

食休みをしてから、髪を洗った。
全く体を洗う設備のない場所ではあるが、ケトルを駆使して無理やり髪を洗う。

無理にでも髪を洗うのには理由がある。先程頭をかいたところ、爪に油が取れたのだ。
という事は、頭皮の上に油の層があると。これは由々しき事態である。

人間成せばなる。こんな環境でも髪は洗える。
実に5日ぶりに髪を洗った。めっちゃ気持ちがいい。

気分がいいので、昨日届いた全面真っ黒のパズルをする。

死ぬほど難しい。気分が悪くなって来た。

苦戦していると、昨日にひき続き狩猟民族が来る。
iPadを貸す代わりに、大量の鹿肉と鹿レバー、鹿ハツをもらった。

画像2

先日の七面鳥ショック同様、冷蔵庫などはないが、心配はいらない。

何故なら、今日の夜来る友人が、冷蔵庫を持って来てくれると言っているからだ。

余裕しゃくしゃくである。

パズルに苦戦し続けていると、19時ごろ友人達が来る。なぜか銅鑼とペヤングを持って。

画像3

急遽鹿肉を今日中に処理しなければならなくなった。その代わりに銅鑼が手に入った。

仕方がないので、一度も使っていなかったバーベキューセットを使うことにした。

しかし僕は外に出れないので、ギリギリのところで後は友人達に任せる。

鹿肉を食う。美味い。ちょっと硬いけど。

その後だらつき、パズルを諦め、友人達は帰っていった。

音の低い銅鑼を残して。

肉が少し余った。仕方がないので一人焼肉をして処理する。美味いが、多い。

22時ごろ地元の電気屋さんが、野菜ジュースと辛い麺を持って遊びに来てくれた。

コタツが壊れた事を言うと、直そうと尽力してくれた。しかし相手はナショナルである。経年の前には手も足も出なかった。

しかし、本当に地元の人がすごく優しい。
この訳の分からない企画を、普通に一緒に楽しんでくれている。

ありがた過ぎる。感謝しても仕切れない。

僕は残りの日々も、この壊れたナショナルと生きようと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?