簿記は2級から受ける?3級から勉強すべき?[正解は2級から一択]
簿記と宅建の合格tipsを交互に書いておりますが、今回は簿記についてお話します。
簿記の悩みあるあるで、最初から簿記2級でよいのか、3級から勉強すべきかについて回答します。
簿記2級から勉強する一択
結論から言いますと、簿記2級から勉強する一択となります。
学生の方で専門分野以外も勉強してみたいという目的ならば全然3級でよいですが、それ以外で3級から勉強する意味はありません。
簿記2級から勉強する理由1.簿記3級を合格しても意味がないため
流れ流れてこの記事を読んで下さっている方に可もなく不可もないことを書いても何の意味もありませんよね。
「先ずは基礎をじっくり固めましょう」とか言われても「そのじっくりの時間と金はどこにあんねん」となるわけです。
はっきり言いますと、簿記3級を履歴書に書くのはマイナスで、「簿記2級落ちたのかな?」「簿記3級レベルがこの人のアピールなのかな?」となります。
そんな資格に時間とお金をかける意味はありません。
簿記2級から勉強する理由2.簿記3級の内容は全て簿記2級に含まれるため
当たり前のように聞こえて実は非常に重要なポイントです。
簿記2級を勉強すれば自然と簿記3級もカバーできる。
簿記3級をどれだけ勉強しても簿記2級はカバーできない。
この違いがわかりますでしょうか?
さらに詳しく解説します。
簿記2級から勉強する理由3.勉強の秘訣は機会損失を無くす
せっかく会計の話をしていますので機会損失という概念を使います。
例えば同じ人が3か月間勉強したとします。
最初から簿記2級を勉強していれば70点で簿記2級が受かる。
けれど同じ3か月を簿記3級に費やした場合90点で簿記3級が受かる。
同じ3か月を費やして簿記3級を余裕の90点で合格できた人も、そこから2級の勉強にシフトするとさらに1か月以上の時間がかかってしまいます。
簿記3級を余裕にしている時間と労力にムダが発生していた
わかりますでしょうか。時間が無限大にある(と思っている)方、資格が趣味の方はよいですが、簿記2級取らなきゃ意味が無いという方にはかなりの機会損失が生まれるわけです。
簿記2級から勉強する理由4.簿記2級は誰でも合格できる試験
これは何度も書いてきましたが、1級と2級の間には果てしない壁があります。
行政書士と司法書士の間のように。人はいつか必ず己の才能の端に行き着いてしまうものですと。
しかし2級までならば誰でも到達できるレベルです。少なくとも私のこの文章を最後まで理解できる知能があれば。
勉強の機会損失は私が常に使う考えですのでぜひ参考にしてみてください。
数人のファン様のサポートがあって6年以上執筆続けてこられました。 本当に感謝です。 (無料読書は要らん)