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人々が自然と動き出す。無条件の受容とは。

上善如水
じょうぜんみずのごとし

これは、老子の第8章の文頭です。昔の故人たちが昔の書物から学び続けていたからこそ、この言葉が現代にも生きている。そして、日本中に1万6千個もあった寺小屋の学びの書物は、おそらく、こういった老子や論語、古事記など、もろもろの、深い書物であったとするなら、、、

恐ろしいくらい高い精神性を持っていたんじゃないかと推測する。上善如水をタオから紹介します。

これは、わたしが、7年前から組織づくりをするとき、ファシリテーションするとき、チームづくりをするとき、スタッフや人と向き合うときに、常に心がけたことでもあります。長老のありかた。でもあります。

みんなが、フロー=内発的動機、を自然と発動する、その無条件の受容の在り方でもあります。

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タオの在り方にいちばん近いのは
天と地であり
タオの働きにいちばん近いのは
水の働きなんだ。

タオの人がすばらしいとは
水のようだというところにある。

水ってのは
すべてのものを生かし、養う。
それでいて争わず、威張りもしない。
人のイヤがる低いところへ先に立って行く。
水はよほどタオの働きに近いんだ。

タオの人は、自分のいる所を
いつも善いところと思ってる。
心は、深い淵のように静かだ。
付き合う人をみんな善い人だとし、
自分の言うことは
みんな信じてもらえると考え
社会にいても
タオの働きの善さを見失わない。

タオの人は、手出しをしないで
あらゆる人たちの能力を
充分に発揮させるから
人々は自分のいちばん
いいタイミングで活動する

これをひと口でまとめると
争うな、ということだ。
水のように争わなければ
誰からも非難をうけないじゃないか。

タオ
老子

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