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未来の子供たちのために、2000年以上続いた争いの歴史に終止符を打とう

人は欲(本能)にまみれてる。

私もそうだ。でもそれでいいと思ってる。人の幸せを考え調べつくした結果、人と欲は、切っても切れない関係にあることが分かった。

甘いものを美味しいと感じるのは、明日の食料がない狩猟採集時代、そう感じれた種族が生き残りやすかったから。食べ物がない時代は食べれる時に食べて太って栄養を溜めてたから農耕用に適応しない、飽食時代に太るのはその名残。

男性が闘争本能を持つのは、狩りに必要だったから。女性が服を見てワクワクするのは、採集を担当していた女性の本能の名残り。人がフローを感じるときに幸せを感じるのも、新しいことにチャレンジした生き物が生き残ってきた名残。


人は欲に弱い

人は欲に弱い。生きる本能と結びつくから。逆にマーケター視点からすれば、いかに本能に結びつけるか考えれば当たる。インスタグムは承認欲求や物欲にスーパー結びつけてる。また、その承認欲求は、赤ちゃんの生存戦略でもあった。生物の中でも母体の死のリスクを一番もって生まれる赤ちゃん。一人前になるまで時間がかかり、たくさんも産めない。卵系や爬虫類系は卵を捨てるが人は、捨てない。なぜなら、本能が作動するからだ。子供は承認欲求=自分の存在を主張する欲求。がゆえに、泣き、抱きつき、甘え、親に愛を求める。母親も母性本能が生まれ、子を大事にする。ここまで愛する、もしくは愛を必要とする生き物はないんじゃないだろうか。

遺伝子は生き残り、子孫を残そうとする

何億年という爬虫類時代を経て、100万年かけてチンパンジーから人になった。人は人の顔をしたチンパンジーだ。遺伝子の基本設計は、『生存と子孫の繁栄』

すべてを解読できたわけではないが、生き残る。子孫を残す。必要があるから、欲(本能)がある。欲を無くすというのは、至難の業だし、そうそう遺伝子は変えれない。

しかし、個人の欲を発揮し過ぎれば、個人と個人がぶつかる。集団と集団で対立が起こる。安全、安心を求めるがひえに、人を貶めるのも欲=本能としてあるのだ。が、ゆえに争いが起こった。

欲の上に文化を置いた

争いをなくすために、平和に生きていこうとするから、世界中で多様な文化が生まれた。中国では、老子や孟子や孔子が、在り方を伝えた。日本でも神との在り方。武士道。和の心が生まれた。仏教やキリスト教も、この欲との付き合いかた、在り方を書いてる。フィジーでは物欲ナシ文化までできた。

共通してるのは、欲の上に、文化を置くことだ。日本は世界でも偉大な文化を作ってたんだと改めて思った。和の文化や八百万神文化。なんて誰も敵をつくらないので、個人的には大好きだ。

資本主義と財欲

資本主義やお金は、財欲(本能)と強烈なくらい結びつく。だから、多くの人に合わない部分があるのかもしれない。今、日本の文化はどんどん失われていき、テレビやメディアやマーケティングで操作された、欲のままに生きる状態に陥ってるような気がする。欲の奴隷。

未来の子供たちのために
どうやって終止符を打つか。


欲は欲で楽しいし幸せだ。でもそれだけしゃなく、欲の下に眠る、『心』を取り戻していかないといけないんだと思う。でないと、また争いと欲望でまみれた世界に突入する。未来の子供たちのために、地球の生命のために、この2000年以上続いた、人の欲望と争いの歴史に終止符を打たないといけない。きっと、文化や心が、キーワードになると思う。

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