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KIM JAEJOONG 『BORN GENE』を聴いて

ジェジュンの韓国版アルバム『BORN GENE』を聴きました。
このアルバムで彼は、「今、自分が出したいと思う音楽を全て詰め込んだ」と話しています。確かに新しい彼の挑戦がたくさん詰め込まれたアルバムで彼が音楽的指向がよくわかる一枚になっています。
その反面、歌手として今後の活動の部分で懸念を持ったところがあり、今回のアルバムにはその両面が詰め込まれたものという感じがします。
10年以上、彼の歌声を分析してきて、さらに声の専門家としての評論の部分で仕事をしている私としては、その部分に関してはきちんとした指摘と未来思考的な提言を盛り込んだ記事になりました。
そのことだけ前置きしておきたいと思います。
また、各楽曲1つずつの分析に関しては、少し時間がかかりますので、それを出すかどうかも踏まえて、今回の記事は全体的な印象と歌声の分析が中心になります。

グローバルな楽曲

今回の彼のアルバムを聴いて、KIm Jaejoongという人の音楽的思考が非常に表れている一枚だと思った。そしてこれが彼の魅力であり、多くの日本人が彼に対して違和感を持たない大きな理由なのではないかと思った。

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