「 KROSS K-pop masters vol.1」におけるJ-JUNという歌手のポジション
1月2日に名古屋で行われた「 KROSS K-pop masters vol.1」を拝見してきました。このフェスティバルは、アジアを中心として活躍している俳優やアーティストを広く集めて日本国内で開催されるフェスティバルで、その第一回目の出演者にはパク・ソジュン、ASTROのチャウヌやJ-JUN、さらには第4世代リーダー“TOMORROW X TOGETHERなどが出演していました。
お正月早々の開催で拝見するかどうか迷ったのですが、日本で活発に活動しているジェジュンさんが、第四韓流ブームと呼ばれる若い世代の中で、どのような位置付けになるのか、また、若い韓流ファンが多い会場において、どのようなパフォーマンスを見せるのか、評論家として興味がありましたので、拝見してきました。
印象としては、拝見して良かったです。私自身も今の韓流ブームやK-POPというものが日本のどういう世代に受け入れられているのか、というのがよくわかりました。
拝見した印象と当日の彼の歌のレビューなどについて書きました。
セットリストから見えてくるポジション
「 KROSS K-pop masters vol.1」セットリストは、以下の通りでした。
・Our Secret
・ for you・・・
・ Ray of Light
・ Mine
・GLAMOROUS SKY
・BREAKING DAWN(Japanese Ver.) Produced by HYDE
今回のライブを拝見して、一番最初に感じたのは、彼の「余裕」でした。
終始、自分の持ち時間を完全にコントロールしていました。
他の出演者が、どこかお客さん的なステージを披露した(全てを出しきれていない、遠慮がちなステージ)のに対し、彼は確実にステージを自分のものにしていました。
その「余裕」はそのまま彼の日本活動に対する自信であり、これまで4年間、積み上げてきたものへの自負だったかもしれません。
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