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ジェジュン『忘れられた季節』カバー曲が持つ特別な意味

今日は10月31日。
ハロウィンで有名な日ですが、ジェジュンファンにとっては、1つの歌で有名な日です。
そう、『忘れられた季節』ですね。
私も大好きな歌です。
彼は今でこそ、多くの日本語曲をカバーしていますが、この楽曲をカバーしたのは、東方神起時代。今から15年ほど前に収録された彼のソロ曲です。
この歌の韓国での評価と、そこから見えてくる歌手ジェジュンのカバー力について記事にしました。
冒頭部分だけを無料公開します。


『忘れられた季節』とは?

『忘れられた季節』はジェジュンのオリジナル曲ではありません。
この曲は、韓国の歌手イ・ヨンの代表曲で”不朽の名曲”と呼ばれているものです。
この曲をジェジュンは東方神起時代の2008年9月にリリースされた韓国語アルバム『呪文 Mirotic』の中でソロ曲として収録しました。
いわゆるカバー曲です。
この曲は、「10月の最後の夜…」から始まる歌詞で、過去に経験した恋人との別れを思い出して歌う歌です。
短い歌詞を2回繰り返して歌う、という構成になっています。

この「10月の最後の夜」という歌い出しと、『忘れられた季節』というタイトルが人々に秋の夜の切なく物悲しい、何とも言えない感情を思い起こさせ、大ヒットになったのです。
この曲をジェジュンがカバーしました。

ジェジュンの歌う『忘れられた季節』は非常に哀愁漂うものになっていますが、実はオリジナルのイ・ヨンの歌は少し違うのです。

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