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Little Glee Monster『Join Us!』『Million Miles』に見る新生ハーモニーの行方

FNS歌謡祭に出演した新生リトグリのハーモニーと『SUZUKIスポーツスペシャル2022富士山女子駅伝』のテーマソングである『Million Miles』を聴きました。
彼女達の新しいハーモニーが以前とどう違うのか、まだ2曲しか公開されていませんが、歌声の分析を専門に書いてきた評論家として感じたのは、この数年、私達が慣れ親しんできた『リトグリサウンド』と新体制による『リトグリサウンド』は全く別物である、ということでした。

現在、新生リトグリについては、ファンの間に様々な意見が存在する中で、専門家である私の記事が一人歩きする影響を鑑み、購入した人だけが読める有料記事として配信します。購入された方は記事の取り扱いについては十分注意をし、無断転載、転用をくれぐれもしないで下さい。
また、評論家としての意見が、ファン間の物議に利用されることがないよう、あくまでも客観的立場からの意見として参考にするということに留めておいてください。

また、これだけは最初に言っておきますが、この記事はどちらのハーモニーがいいとか悪いとかの比較論ではありません。
あくまでも全く別のサウンドが始まるという可能性について言及していますので、評価を下す記事ではないことだけは、予め、お伝えしておきます。

旧サウンドと新サウンドの大きな違い

新生リトグリのハーモニーを聴いたとき、先ず、感じたのは、楽曲自体のキーポジションが上がった、ということでした。
楽曲全体のキーが、以前よりも3度ほど高めになっているように感じます。また、メロディーラインの低音部が以前ほど、広範囲になっていないことも感じました。そこから感じたのは、新メンバーに低音域を広く持っているメンバーはいないのかもしれないということでした。

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