強くなったね。泣き虫ひーくん
ひーくんへ
ママは、自分が正しいと思っていたことを「それは違うよ」と言われたり、ちょっと叱られたりすると大人になっても涙を浮かべてしまいます。
自分でも嫌なんだけど、生まれ持った性質のひとつだから、なかなか変えられないんやよね…。
そして、そんなすぐに涙があふれてきちゃうところが、すごく似ているひーくん。(やっかいなところが似ちゃってごめんね…)
年長さんぐらいのころは、怒られてるわけじゃないのに「ちょっと違うよ」と言われると、涙をこらえきれずにその場で泣いちゃってたね。
泣いちゃうから、それ以上話ができかったり、遊びが止まっちゃうことも良くあったね。
一年生になると、泣いてしまうのは恥ずかしいと思ったのか、すっと席を立ってトイレにしばらくこもるようになった。
涙を見せたくないと思うようになったのも、成長してるんだなぁ…とママは思ってたよ。
そして、いまは二年生。
いまでも、勝てると思ってカードゲームで自分が負けそうになるとすぐにうるうるしちゃうね。
でも、2020年のお正月、その後の行動が変わった。
あ、トイレに行っちゃうかな…と思ったら、悔し涙を浮かべたまま、それを必死にこらえてそのままゲームを続けてる!
ママ、ほんまにびっくりしたよ!!
涙が浮かんで来るのは止められないけど(だってママに似ちゃったんやもんね。止められないのはよくわかる!)、いまは泣くときじゃないと思ったら、ぐっと我慢できるようになったのが本当にすごいなぁと思う!
涙を人に見られないように、必死でうつむきながらゲームを続けてて、涙が引っ込んだらなんでもなかったような風に顔をあげる姿に、
泣き虫ひーくん、強くなったなぁ…!
とママはお正月にこっそり感動していました。
ひーくん、がんばっててすごいぞ!かっこいいぞー!!
でも、本当に悲しかったり、辛くて泣きたいときは、我慢せずに泣いていいからね。
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