「かわいいなぁ〜！」と言う、きみがかわいい。

ひーくんとさーちゃんは、3歳差の兄妹。

お兄ちゃんのひーくんは、ときどきさーちゃんを見て、つぶやくように「かわいいなぁ〜」と言う。

ひーくんはサッカーを習っているのだが、「さーちゃんかわいいから、練習見に来てほしいな〜」とぽつりと漏らしたことも。

毎日、毎日顔を合わせているのに、妹のことをそんな風にかわいいなぁと思うなんて、マジ！？と正直びっくりした。

それにひーくんは、自分の妹だけでなく赤ちゃんや、小さな子が大好きで、遊びに来た子や、テレビにうつる小さな子に「かわいいな〜！」と言う。

ちょっと前まで、ひーくんも同じぐらい小さかったのに、ひーくんからすると3歳下のさーちゃんも、よちよち歩きの赤ちゃんも、ずいぶんずいぶん小さく見えるのだろう。

まだ120㎝ほどの小さなきみが、自分よりちょっと小さな存在を「かわいい」というのが、ママもパパもかわいくてたまりません。