生き延びられる場所を探すのかな

朝、緊急地震速報の音が鳴り響いた。

ひさしぶりにその音を聞いたことと、引っ越してそんなに経ってないからどこに避難するのかを考えてなかったこと、「まさか震源地東京じゃないよね…?」なんて一瞬のうちに悪い予感が走ってしまい、地震速報の音を聞きながらサーっと血の気がひいた。

思ってた以上にかなり揺れて、焦りながらすぐに玄関のドアを開けた。

滑り止めのゴムマットを敷いてなかったから、揺れでオーブントースターが床に落下して壊れてしまった…。

とりあえず、宮城沖が震源でほっとした。
いや、自分が住んでいるところから近いからほっとしちゃだめなんだけど、「関東圏じゃなくてよかった」というのが気持ちが1番だった。

コロナが広まってきている環境下で、関東圏で震災まで起きたら最悪中の最悪だもの。
なので、まだこっちのほうでほっとしたんだよね。

先月末に海からちかくて、津波の浸水区域ギリギリの家に引っ越した。
安全を考えると、もしかしたらこの家も長く住むには向いてないかもしれない。

すこし前まで「自然災害」や「移動」を基準に考えていて、家を持つことはリスクが大きいから「絶対に家は賃貸!」って考えていたんだけど。

冬場に当初引っ越す予定だった古民家が白紙になって家探しが難航したこと、コロナが流行して移動制限になって海の仕事以外は極力自宅にこもる環境になった最近は、「家を買って住む」のは将来的にありかもなあと思うようになった。

この4ヶ月くらいで、すこし考え方が変わった気がする。

自分で意思決定できる持ち家があるのって、結構大事かもしれない。

海が見えて津波がこない高台に土地を買って、ずっと住める家がほしいな〜。

思ったことをつらつらとまとまりなく書いてきたし、最後もまったくまとまってないのだけど。

住む地域や条件、家を持つ持たない基準は人それぞれだけど、私の場合は都心は暮らす場所ではないなというのをここ最近であらためて確信を持ってしまった。

6年前にここに住む選択をしたのは、自分にとってよかった。

いまの状況が落ち着いたら、みんな自分が生き延びられる場所や価値観を模索しはじめるのだろうか。



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