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WEBシステム道 ep.12 画面デザインの検討①

前回に引き続いて、ようやくですが画面のデザインをちょっと考えてみたいと思います。

機能からデザインを考える

前回考えた必要な機能はこんな感じでした。

①自分の今の気分を投稿する
②仲間の状態を調べる
③仲間にあいさつをおくる
④過去の自分の気分を調べる
⑤過去のやり取りを調べる
⑥システム内で別人がなりすましできないようにする
⑦自分の知り合いである人を設定する

まずは基本となる画面(メイン画面)から考えていきたいと思います。

入り口の画面なので、上の7つの機能のうち①と④については実装したいと思います。※考える途中段階は省いてしまいました。比較的ぱっと思いついたレベルということもあるので。。

上部の構成

まずは、誰の状態を表すかを示すアイコンを上部に持ってきて、ついでにその右に気分や状態を意味する入力欄を持ってきました。
これはいったん選択方式にしてみています。
自由に入力する方法もあるのですが、何を入力していいかわからないといったこともあるので、ある程度雛形を用意しておくほうが大事かも、ということです。

ただし、自由度もあったほうがいいと思うので、このあたりの方向性については後で再検討したいと思います。(必須な部分は早い段階から考えておく必要はあるのですが、必須でない部分は先送りする、というのも一つの手法です)

下部の構成

画面の下部は、自分の直近の過去の状態を表示できるように考えました。そして、そこに重ね合わせて他の人とのやり取りの記録(自分からと他の人から)も表現できるように考えました。

ポイントとしては、時間の感覚を表現できればいいかと思っています。
というのも、現在メジャーなSNSでは、最近投稿していない場合でも例えば最後に投稿した1年前のものがぱっと目に付く形になっています。そういった場合、しばらく投稿してない、という直近の状態を示せていないのが自分の中での違和感としてあったので、その点を工夫したいと思います。
この場合、過去の発言に遡る不便がデメリットとしてありますが、逆にあまり過去すぎるの投稿は「別人格」の発言といってもいい気もするので、いったんこの方向で突き詰めていきたいと思います。

その他全体的な構成での意図

まずは全体的に、自分の状態を示せるようにしたのと同時に、同じデザインで他の人の状態も表せるように、というのがポイントかと思います。
これは、同じプログラムで複数の状態を表せるようにした開発効率と、見た目の統一感を考慮して、といったところです。これはたいていのSNSでは考慮されていますね。

それから次に、他の人とのやり取りがあったことはこの画面で表せるといいかな、というところでした。ただし、ここでやり取りの内容をどこまで見せるか、というところは検討の必要がありそうだと思っています。

というのも、今回のコンセプト案として、画面を開いたときに勝手に他の人の情報が流れ込んでくるのは避けたい、というのがあります。あくまで、他の人のところに訪れて初めてやり取りの詳細が見れる、といった感じにできればいいかな、といった感じで考えています。
ので、この画面でコメントをどこまで表示していいかは、先送りしたいと思います。

また最後ですが、いったんパソコンでの利用ということで自然に考えてしまっていましたが、スマホなんかでの利用を考えると、縦に時系列にしたほうがいいのでは、というのも後で気づきました。
そこはデザイン的なところの問題なので、WEBの場合はあとでもそこそこ改善可能のため、いったんこのまま進めたいと思います。

次回は、、

ちょっと読んでもらった感じでわかったかもしれないですが、当初段階でカチッ、カチッと決めながら進めていくというよりは、いったんざっくりレベルで考えて、それを何サイクルしながら落とし込んでいくほうがいいのではないかと思います。新たなアイデアが他の部分を検討しているときに思いつける可能性もあるので。

では次回は、下の機能について考えてみたいと思います。

②仲間の状態を調べる
③仲間にあいさつをおくる

今回は、急に内容のトーンが変わってきたような気がしてます。やはり設計は比較的好きなところなので、具体的に考えていくと色々思うところが出てきますね。
また次回もよろしくおねがいします。