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新曲投稿しました/僕にとってのDTMの話

ひさかふみまるです。新曲を投稿しました。


君にハロー!/AIきりたん
歌声合成ソフトNEUTRINO1周年に寄せて制作しました。【キラキラ・カワイイ・ダンス・POPS】です。いい感じにキャッチーになって気に入ってます。

NEUTRINOは、楽譜データであるmusicxmlファイルを読み込むと歌声の音声ファイルに変換してくれるフリーウェアです。


さて、最近「ヒャダ・体育のワンルームミュージック」というEテレの番組を見ていて、DTMも一般に知られるようになってきたんだなあと思っています。

そこで考えていたのですが、僕にとってのDTMは(少なくとも今のところ)、「好き」のアウトプットです。
詳しく言うと、自分が好きな音楽のエッセンスを詰め込んで一つにする、ということです。

例えば今回の曲「君にハロー!」は、YOASOBIの「夜に駆ける」「ハルジオン」、デレマス「ススメ☆オトメ」、大橋彩香「ダイスキ。」、水瀬いのり「アルペジオ」など、4つ打ちでEDMの要素を取り入れた曲を参考にして作りました。

今回はシンセパッドにサイドチェインを掛けましたが(Kickの音量に応じてパッドにコンプがかかるやつ)、そういうのもEDM系の曲を聴いてないと自分の曲に取り入れようと思わなかったと思います。

リズムトラックはかなり「夜に駆ける」に寄せたし、リリースカットピアノも入れたし、サビの王道進行(亜種)は「ススメ☆オトメ」と同じです。

ただ、模倣してるばかりでもなくて、メロディは被らないように考えたし、カワイイ要素も欲しくてマリンバを入れたりとか編成は工夫を凝らしました。ギター使わずにシンセパッドでコード鳴らしたし。

結局、無のところからは創作物は生まれなくて、日頃に触れた良い音楽から得た感動が新しい音楽になるんだなあと感じました(少なくとも僕の場合は)

また、まるっきり新しい発想をするには今あるものを知っておかなければならない(というか、知っておいたほうが新しいものを新しいと認識できない)と思うのです。月並みですが。

アウトプットすることで、自分の好きな音楽の要素を深く味わうことができ、さらに音楽を聴くときの解像度が上がる気がします。(これは合唱編曲や指揮をかじったときにも思ったことでした。)

今の僕のDTMのモチベーションは、
1)自分の好きな曲のエッセンスを集めて自分の作品に落とし込こむなかで自分の「好き」を研究すること
2)自作品を聴いてくれた人が「いいね」と思ってくれることこの2点です

そりゃあたくさんの人に聴いてもらえたら嬉しいんだけど、そうでなくても、曲を作った段階で僕が音楽を楽しむ上での目的は殆ど達成されているな、と思いました。

でも、聞いてくれたらコメントなど残していってもらえると嬉しいです!

しばらく忙しいけどまた曲作るぞ!

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「ワンルーム・ミュージック」で出てたYOASOBIのAyaseさん、Macbookとヘッドホンだけで制作してると言っててびっくりした。環境はどうであれ、いい曲は書けるんだなあ…。

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