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初めてお呼ばれした友達の結婚式

少し前、友達の結婚式に行った。
アラサーなので、いつ呼ばれても良かったのだけど、なかなか機会に恵まれず今回が初めて。
とても良い時間だったので、忘れないうちに文字に残しておこうと思う。

⚪️私の支度スケージュール(誰得?)
夕方からの式だったので、午前はのんびり。(職場の送別会続きだったのだけど、前日は結婚式に備えてお酒を控えた。職場の人に「それ飲みたくないだけじゃん」と言われた。バレた。笑)
だいぶショートヘアだからヘアアレンジはせず、着替えといつもの2倍増し厚化粧をして、極力汗をかかないようにかなり時間に余裕を持って駅まで向かう。(ハイパー代謝が高く、毎朝滝汗で出勤。)
無事最寄駅である桜木町駅に到着。快晴。翌週実家に帰る予定だったので駅構内の崎陽軒で手土産用の月餅を買い、ギラギラのオケージョンパンプスに履き替え、コインロッカーに荷物を預け、準備完了。

新婦とはグループではなく個人的に仲良くしてもらっている上、繋がりのある同期は当日受付をしているとのことだったので、早くに着いてしまっては、ぼっちでメンタルが持たなそうだったのでギリギリの送迎バスに乗って会場へ。桜木町駅のバスターミナルには結婚式場の送迎バスが次々と乗り付けていた。「場所と時間、間違えてないよね?遅刻しないよね?」と穴が開くほど招待状画面を確認。遅刻が不安すぎて、バスターミナルに誰かがやってくる度に同じ式に参列する人だろうかとチラチラ見てしまい、だいぶ不審者だった。

会場では思いがけず共通の知人と久々に再会。色々話したいことあったのだけど、なんせ私が式の直前も直前に行ったもので、全然話せなかった。どこかの機会で新婦を誘って3人でゆっくりお茶したい。(知人はそんなこと思ってなさそうだったけど。)

⚪️挙式
受付をしていた同期と合流。ステンドグラスが綺麗なチャペル。ステンドグラスを見るとパリのノートルダム大聖堂を思い出す。たった1度行っただけだけど、日々の暮らしの中でふと思い出が蘇る瞬間ってふわっと心が温かくなる。そういえばパリに一緒に行った友達も結婚したなー。

新郎入場。笑いが起きる。明るい雰囲気。

そしていよいよ新婦入場。
お母様にベールダウンをしてもらって、お父様と一歩ずつ入場する、今までで一番綺麗な友達。感動して涙が出そうだった。こういう時って当人たちよりも外野の方が胸熱になりがちだと思う。勝手に思いを馳せちゃうからね。

ちなみに友達とは同期の域を超えてマブ。
インターンで一緒になった時に、当時友達がバイトしていたお店が私の通学路にあってそれで話が盛り上がったという非常に曖昧な記憶。で、その後私がそのお店に寄った時にたまたま友達がいて、どういう経緯だか忘れたけど、後日焼肉を食べに行った。それ以外は本当に何も覚えていない。私の中ではかなりひょんな出会い。

それからバイオリンの生演奏と聖歌隊の歌声がより一層感情を昂らせてくる。
友達が結婚する歳になったんだなーと実感。
誓いの言葉とキス、書類への署名などなど。「これかテレビで見たり小説で読むやつは!」と思ったり、ご家族がカメラを向けて2人の晴れ姿を撮る姿を見て、いい光景だなと思ったりしていた。
挙式の後はフラワーシャワーとブーケトス。なんと同期がブーケゲット。赤いバラの花束。一緒にいた私たちにとってもいい思い出!!

⚪️披露宴
パステルカラーのバラと、手作りのペーパーアイテムが可愛い温かい雰囲気の披露宴会場。
ユーモア溢れる新郎のご挨拶。
個人的にとても感動した友人代表のスピーチ。自分が関わるコミュニティとは違うコミュニティでの友達のエピソードを聞いて「そんなことがあったんだ」「やっぱり変わらないんだな」と点と点が線になる感覚。新婦はどの環境でもフラットで温かくてしなやかで尊敬できる存在でした。改めて友達になってくれてありがとう。

そして美味しい料理!!料理に合うお酒も。
ただ私含め、一同すぐ顔が赤くなるタイプということで、新婦と写真を撮るまではお酒は極力控えようと声を掛け合う。「まだ大丈夫?」「いや、この辺でやめておいた方が無難」等々。そして無事写真撮影が終わり、お酒を飲む。
いやー本当に料理が美味しかった。量もちょうど良かった。出来ることならまた食べたい。デザートビュッフェも美味しかったんだけど、私たちの初動が遅すぎて、気づいたら色々なデザートがなくなっていた。クレープシュゼットへの後悔の念が強すぎて、今度どこかに食べに行こうかと画策している。
(余談も余談だけど、中学生の頃、金スマでいとうあさこが東京會舘のクレープシュゼットが昔から大好物と言ってて、その時初めてクレープシュゼットという食べ物を知った。地元にそんなハイカラなデザートがあるレストランがなくて、悲しかった記憶。それから数年、大学生で初めてクレープシュゼットを食べてその日から大好き。辻村深月の東京會舘をまた読み直して東京會舘に食べに行くしかないかな!)

新婦から両親への感謝の手紙は、挙式の入場と並んで1番感動したシーン。
どの家族どの親子にも、色々な出来事やそれぞれの歴史があって、その色々がその人を作る要素になって、これからに続く思考になっていくんだなって。
そしてふたつとして同じ家庭も環境もないけれど、自分のこれまでに重ねてちょっぴり感慨深くなってしまった。私もあれこれ言ってはくるけれど、最終的に自分の選択を尊重してくれて、力を貸してくれる両親のもとに育ったことを感謝しないとと思った。

最後はその日を振り返るムービー。ついさっきの出来事もこうやって振り返ると鮮明に覚えている過去の出来事。いい時間はあっという間に過ぎる。

引き出物の袋を提げて、結婚式帰りです感満載で電車に乗って帰宅。

桜木町で買った月餅は翌週実家とおばあちゃんちへ無事配達。変わらず美味しかった。

⚪️終わりに
語彙力がなくて、同じ言葉の繰り返しになっちゃうのが残念だけど、やっぱり心温まるとても良い時間だった。
どのくらい良い時間だったかというと、
まず「結婚式を挙げたいから1度は結婚してみたいなと思った」と友達に話したくなった。(ちなみに複数人に言った。笑 話した友達みんな共感しくれた。)
それから、他にはどんな結婚式があるんだろうと思ってアマプラで結婚式関連の映画を探した。結局「ウエディングハイ」を見たんだけど、これはコメディだった。
原田マハ「本日はお日柄もよく」をまたまた読んで、またまた泣いた。
通勤の道すがら、ウエディングソングを聴いた。YUKI「歓びの種」といくつかの洋楽は未だにハマって聴いている。
リアルはなんの予定もないので、相変わらずエンタメのお世話に。エンタメ万歳!!

p.s. 前からモダンカリグラフィーをやりたいってずっと言っていたもののやりたい気持ちだけで時間が過ぎてしまっていたのだけど、可愛いペーパーアイテムに触発されてカリグラフィーを始めた。まだまだ人様にお見せできるレベルではないけど、ゆくゆくは友達や家族にバースデーカードが贈れるくらいになれたらいいな!


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