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初夏の風物詩「チャグチャグ馬コ」
「ちゃぐちゃぐうまっこ」とお読みください。
「っ」がポイントよ。
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1930年に馬好きで知られる秩父宮殿下がご来県された際に、滝沢市の鬼越蒼前神社(おにこしそうぜんじんじゃ) 参詣後、列を成して盛岡八幡宮の神前馬場で馬ぞろいをお見せしたところ大変な評判となったため、翌年からもお参りの後に盛岡八幡宮まで行進し、開催するのが恒例となりました。
60頭~100頭ほどの馬が、鬼越蒼前神社から盛岡八幡宮まで14キロの道のりを約5時間かけて行進します。このような形式の祭りは世界的にもほとんど例がなく、1978年に文化庁から無形民俗文化財に指定されました。
またチャグチャグ馬コの名称は、馬が着ている煌びやかな装束についている大小700個の鈴の音が「チャグチャグ」と鳴ることが起源となっていますが、その鈴の音が1996年に環境庁(当時)の「残したい日本の音風景100選」にも選出されました。
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岩手銀行赤レンガ館前のチャグチャグ馬コのパレードです。ご覧ください。#チャグチャグ馬コ #岩手 #iiiwate pic.twitter.com/uu62iSsauf
— 岩手県広聴広報課 (@pref_iwate) June 8, 2024
着飾った馬たちが鈴の音を響かせながら行進する平和なお祭りです。
春生まれの仔馬もお母さんの後ろにくっついて一緒に歩いてて可愛いね〜
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この馬たち、かつては農耕馬でしたが今は農耕馬などいないわけで、この祭りのために飼育されてる馬なのです。
補助くらいは出ているのかもしれませんが、個人で馬を飼うのはそりゃもう大変で、お金も場所も人手も必要。
家族総出で世話しなきゃならないから旅行なんて行けなくなっちゃう。
後継者がいなきゃ続かないお祭りですが、今年は数十年ぶりに前年より参加馬が増えたとか。
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今年は「水の張った田んぼと馬コのロケーションを見よう!」と張り切って出発地点の鬼越蒼前神社まで行きました。境内にたくさんいる馬たちの写真を撮って、そろそろ田んぼに移動しようとしたら。
なんと夫がロードバイク2台を繋いでいたワイヤーロックの鍵を落としやがりまして…
神社の境内は舗装などされておらずご覧の通り一面の青草と枯れ草です。
え…こんな広い場所で見つかるわけないじゃん…交通規制でタクシーも呼べないしどうやって帰ればいいの。
馬たちが次々とパレードに出発する中、あちこち探しても見つからず、夫が「もう一回、届いてないか聞いてくる」といなくなったとき、(あんがい近くに落ちているものでは?)と自転車の周りを再度チェックしたららら。
あったあああぁぁ!!!
嘘みたいだけど。
ほんとにすぐ足元に落ちてた!!!
すごいご利益!
ありがとう蒼前神社!
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あらためて全ての関係者の皆様、頑張ったお馬さん達、本当にお疲れ様でした。
— 相馬野馬追執行委員会【公式】🐴 (@nomaoi_official) June 8, 2024
同じ東北の馬事伝統行事として、これからも一緒に継承への取り組みを進めていきたいと思いました。#チャグチャグ馬コ pic.twitter.com/agfBOsej75
来年はもうちょっと落ち着いて見たいなあ。
みなさんお疲れ様でした。馬コたちも!
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