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[2021/2/3日記]薬味と追加コンテンツ

最近宅配のミールキットを愛用している。ミールキットは、適当に説明すると自炊とウーバーイーツの間の子みたいな感じだ。

大体2食1000円弱ぐらいで材料とレシピが送られてくる。あとは切るなり焼くなり煮込むなりするとご飯ができる。すごい。

ミールキットのいいところは、手軽さもあるが初心者でもほぼ失敗なくなんかうめえもんが作れるところだ。歴戦の主婦でも、休日にホットケーキ作ろうとして牛乳の分量間違えて永遠に固まらないゲルをつくりだす大学生でも大体同じものができる。

料理下手選手権関東地区予選準々決勝出場経験があったような気がする人間から言わせてもらうと、大体料理に慣れてないやつは感覚量がバグっている。醤油はとりあえずいっぱい入れておけばいいと思っているし、かといってホウレンソウは思ったより縮むことは知らない。その結果、限界まで醤油がホウレンソウに染み込んだ「過圧縮おひたし」が完成するわけだが、その点ミールキットは分量がきちんと定まっている。最高だ。

ちなみにここで「ミールキットめっちゃ簡単じゃん、手抜きww」って思った料理未経験者は、どうせその後に「乱切りのサイズ感わからん」「時間通りに焼いたのに生」「手際悪すぎて副菜作ってる間に主菜が冷める」フェイズが存在することを知らない奴なので一生一人でベチャベチャの炒飯作って食っててほしい。

さて、話は戻るが、ミールキットはそもそもレシピとしての完成度が高い。文字通りそれで飯食ってるような人が作ったレシピな訳だからそれはそうである。

特に、薬味の使い方がうまい。ミールキットを注文するようになってから、すでに人生で想定していた合計量の倍くらいの大葉を切り刻んでいる。

子供の時は薬味といえばなんか上に乗っている邪魔なやつというイメージがあったが、年齢が上がるにつれてようやくその美味しさに気づいてきた。

薬味というのは、ゲームでいわば追加コンテンツだ。

別になくたってメインには差しさわりないが、やってみると今まで以上に楽しめる。

結局何が言いたいのかというと、「冷奴にごま油と大葉とネギを乗せると無限に美味い」というのと、「ポケットモンスターソード&シールドの追加コンテンツを買ったが未だにできていないので早くやらねば」と思う今日この頃だということである。

おしまい





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