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【環境】浄化槽が支える豊かな生活。 岡崎市の中山間地域も環境と生活の両立へ

夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を 岡崎市」をキーメッセージに、岡崎市を「子育て・福祉・産業・まちづくり」において「日本全国のモデルになるまち」目指して活動しています。
家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等……つまり、自分自身が本当にやりたいことができる時間が、「しあわせ」につながると信じています。20年、30年先の岡崎市の未来をともにつくる。

私、ひるた浩一郎は、サスティナブルな生活がこれからの世の中もっと重要になってくると信じています。経済的な豊かさだけではなくサスティナブルさ(持続可能性)も豊かさのひとつだからです。

環境省が、2人以下の高齢世帯に対して個人型浄化槽の維持管理を補助する2023年度補正予算案に事業費を盛り込む、とのこと。


そもそも浄化槽ってなに?

ざっっっっくりいうと、「生活汚水(トイレや台所の洗い物でつかった水)をそのまま流さずに、ちゃんと処理してから流すこと」が法律で定められています。

その「ちゃんと処理する」ことをしてくれるものが浄化槽です。
詳細はリンクをご確認ください。

トイレや台所から排出される水を浄化し、環境に優しい水として再び自然環境へと返す役目を持っています。病原体や有害な化学物質を取り除くことで、私たちの健康と自然環境の保護の両立を図っているのです。


環境省「これからの浄化槽について」

環境省のウェブサイトにも「これからの浄化槽について」といった資料が公開されています。

環境省「これからの浄化槽について」(令和5年1月20日版)

例えば、日本の中山間地域や過疎地において、高齢者の生活環境。都市部とは異なる生活の現実が存在し、その中でも「浄化槽」が一つの大きなキーワードとなっているんです。

生活排水の適切な処理は、人々の健康や公衆衛生を守るために極めて重要です。特に、感染症の拡大を防ぐため、適切な水処理が求められています

生活排水が含む栄養塩などが河川や湖沼にそのまま流入すると、水質の悪化やアルゲブルームなどの環境問題を引き起こす恐れがあります。

西予市(愛媛県)での水再利用実験

中山間地域や過疎地に住む高齢者にとって、浄化槽は特別な存在となっています。都市部とは異なり、下水道の整備が進んでいない地域が多く、個人での浄化槽の設置・管理が求められる場合が多いからです。

浄化槽による下水処理だけではなく「水を再利用する」実証実験が西予市(愛媛県)でスタートしています。

「上質な水」や「あたりまえに飲める水」はどんどんと貴重になってきます。水道水をそのまま飲める国はほとんどありません。

中山間地域においても「安全な水」を確保することはとても困難。

「山からの沢水をそのまま使えば良いんじゃないの? 天然水!」といった簡単な話ではありません。

だからこそ、再利用できることで、安全安心に生きるために必要な水を確保することにつながります。西予市と民間企業との取り組みは、今後の未来では必須になる可能性を秘めています。

岡崎市浄化槽設置整備事業費補助金について

岡崎市には「 岡崎市浄化槽設置整備事業費補助金」があります(令和5年度・2023年度現在)

活用方法や諸条件は岡崎市の公式サイトを確認ください。

地形的な制約や人口密度の低さ等もあり、中山間地域には下水道の整備が難しい事情が多いです。

このような地域での浄化槽の役割は、環境と生活の両立を図る上で不可欠です。しかし、高齢者にとっては、その維持・管理が物理的・経済的な負担となる可能性があるため、地域や行政のサポートが不可欠として補助金が交付されています。

環境に配慮しながら、豊かな生活を

SDGs(Sustainable Development Goals)・「持続可能な開発目標」を達成するためにも、自然環境に対する意識を高めながら実際にアクションにつなげる必要があります。

人口減少によって、たとえば中山間地域においては「ぽつんと一軒家」のような生活スタイルをする人たちや人口密度がとても低い地域が今後ますます増加します。

社会インフラである上下水道の維持管理にはお金がとてもかかります。「1世帯のために数千万円かける」といったことも現実におこってきます。

住み慣れた地域を離れることは気持ちの整理がつかない方もいる。「便利だから」といった理由だけでは引っ越したくないといった気持ちの方もいらっしゃいます。

数千万円の税金を活用して1世帯のために、といったことは現実的に難しい。しかし、その地域で生活したい。これを両立させるためにも西予市で取り組まれているような仕組みや浄化槽等による個人での対応が必要になってきます。

電気についても太陽光パネルを個人で設置する等、完全に自給自足に近い形になるかもしれません。

西予市(愛媛県)の取り組みのように、水の再利用等、どんな地域でも生活できる。この技術や取り組みは災害時や宇宙産業への応用につながる可能性を秘めています。

「安全安心な水」を確実に確保する。

豊かな水源を持つ岡崎市だからこそ、その資源とポテンシャルを最大限発揮できるようにモデルを提示していける。

さぁ、共創だ!

▼現在の挑戦 【岡崎市政への挑戦】ひるた浩一郎が岡崎市長選挙に出馬以降の記者会見を実施(2023年10月6日)

2023年10月6日(金)に、岡崎市長選挙への出馬意向を表明しました。
岡崎市の未来をともにつくっていきましょう!

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