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【子育て・教育】子育て現役世代の岡崎ママ・パパとの「リアルな声」を聴くミニ対話集会@未来食堂

夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を 岡崎市」を目指して活動しています。自分の使いたいように、自由に使える時間があることが「しあわせ」につながると信じています、家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等。そうした時間を住民が毎日「+1時間」得られるまちをつくる。政治により生活を効率的に、豊かに楽しくすることで毎日1時間の余裕と自由を生み出すことを目指しています。

私、ひるた浩一郎は、子育て・教育施策が最重要な取り組みだと考えています。現役世代のママ・パパがどんな不満や課題感を持っているのかを教えていただくミニ対話集会を実施しました。


未来食堂とは

今回、子ども食堂も実施している「未来食堂」さんにご協力いただきました。未来食堂さんには、国分太一さんも来られたことがあるお店です。

未来食堂さんにご協力いただいたおかげもあり、岡崎ママ・パパに集まっていただくことができました。リアルな声を聴かせていただきました!

子育ての支援策はある、けど、わからない。

2歳くらいの子育てをしているママ・パパから、小学生や中学生の子育てをしている方まで幅広い方に集まっていただきました。ありがとうございます。

たくさんのリアルな生の声を聴かせていただきました。

【岡崎市の子育て施策について】

・岡崎市は支援策はたくさんあるとおもうけど、使い勝手が悪い。利用しようとしてもたくさんの項目を書かなきゃいけなかったり、一時保育も一ヶ月先じゃないととれないとか……支援制度はたくさんあるかもだけど、使いづらい。
・色んな支援策があるのは、後になったわかったことが多い。もっと支援制度があるなら、周知があれば使えたのに……母子手帳や出生届を出すタイミングで支援制度一覧や頼れる窓口を教えてくれるとありがたい。
・一時保育があることはありがたい、けど、使い勝手が悪い。もっと気軽に、気楽に使えるようになって欲しい…
岡崎市役所に「どんな制度があるか知りたい」と電話で問い合わせすることが非常にハードルが高い。電話しちゃって良いのかな……こんなこと聴いちゃって良いのかな……と不安で。なかなか問い合わせできなかった。
・どんな公的な制度があるかわからない。自治体が提供しているものだけではなく、民間が実施している制度もしれるとありがたいのに……。
・母子手帳をもらうタイミングや出産のために入院するタイミングで、情報を一括でもらえたり、出産後の登録等をすませられるようにしたい。
・2歳になるまではホルモンバランスの影響もあるとおもうが、ただただ辛かった。ノイローゼ気味で、頼れる人もおらずつらい気持ちばかりだった。

【子育てのリアルについて】

一週間に数時間でいいから、自分の自由な時間がほしい。
・お金がかかってもいいから、産後ケアやデイケア等、預かってもらいたい。少しでも時間を自由に使いたい。

・リフレッシュする時間がほしい。近くに家族や親族がいれば頼れるけど、岡崎市外から夫も妻も両方とも市外出身なため頼れる人がいない。
・頼れる人がいない、制度もあることを知らなかった……。夫婦で離婚の危機に陥るほど苦しかった。いまは持ち直したけど、当時は本当につらかった。
・一人目を産んだが、誰にも相談できない、頼れる人もいないという状態がつらかった。一人目でもそんな状態なので、二人目もほしいと思っているけど……あのツラさをもう一度はつらくて二人目、三人目の子どもは考えづらい
・親族が近くに住んでいたので、子どもをみてもらうことができた。2人目を産むにしても、家族のサポートがあったから一人目を預けておくことができた。ありがたかった。こうしたサポートや頼れる人がいなかったら2人目を産むことはもっとハードルが高かったとおもう。
・子どもを預けるにあたり所得によって異なるときいているが、それでも、月に数万円かかっている。もっと安くなってもらいたい、家計を圧迫してしまっている。
・子育てもだけど、もっと、妻を気遣ってあげるべきだったなーと振り返ったらおもう。どうやって妻をサポートしていけば良いか知りたかった。

【子育て環境について】

・子育ては情報収集が大事だけど、こんなに大変だとは思わなかった。子どもを産んでからだと余裕がないため、妊娠前や妊娠中に色んな情報を集めておけば良かった。
・岡崎市だと、雨が降った時に屋内で遊ばせられる場所が少ない。幼児を遊ばせられるリブラ等はあるが、もう少し大きくなってきた小学生くらいの子どもたちを遊ばせておく場があればありがたいのに…。
・子どもたちがもっと色んな大人たちと触れ合えるような、未来を想像できるような場や機会があればいいのに、と。これからこの子達が大きくなるに連れて、どんな大人になりたいかイメージを膨らませられるような取り組みがあれば嬉しい。子どもの生きるチカラにつながるとおもうから。

制度はあるけど使いづらい

岡崎市の支援制度はたくさんある。他の自治体に比べてもたくさんあるなとおもいました。しかし、一方で、運用や使い勝手はママ・パパからすると決して使いやすいものではないことがよくわかりました。

「仏造って魂入れず」といった状況になっている。支援制度はたくさんあるけど、使いづらい……

この事実をしっかりと受け止めて、ブラッシュアップにつなげていきたいと強く感じました。

夫婦の取り組みから、妻をどうやってサポートするか。「子育てを手伝う」とかそういう表現ではなくて、出産でホルモンバランスが崩れて、大変な状況になっている妻をどのように気遣うかなど、夫の役割も大事。

岡崎市だとNPO法人 ファザーリング・ジャパンさんと色んな取り組みをしていて、少しずつ取り組みも広がってきていると感じます。対話、大事。

対話の場の重要性

リアルなパパ・ママの意見を聴いて、ママ・パパ同士の意見交換の場にもなっておりとても良い時間でした。

子育てが孤独・孤立する「孤育て」になってしまうことがなによりもツラい現状がある。

いろんな意見を出し合う中で「私はこういうことに困っていた」「私はこういうように対応した」といったことを共有し合える場でもありました。

正解があるわけではない子育てにおいて、お互いに対話する時間、情報交換や意見を言い合える場や機会があることはコミュニティ創出にもつながりとても大事だな、と今回開催して強く感じました。

私自身、様々なリアルを知ることもでき、こうしたミニ対話集会をどんどんと子育てに限らず開催していきたいと考えています。

各地域の方々、子どもたち、高齢者、障がいのある方、経営者やまちづくりや支援団体など。様々な方のリアルな声を聴かせていただければ幸いです。

ぜひ、お誘いください!

さぁ、共創だ!


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