見出し画像

【安全安心】公務員の8割が「防災士」の資格を取得! 美馬市の狙いと今後の防災・減災とは

夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を 岡崎市」をキーメッセージに、岡崎市を「子育て・福祉・産業・まちづくり」において「日本全国のモデルになるまち」目指して活動しています。

家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等……つまり、自分自身が本当にやりたいことができる時間が、「しあわせ」につながると信じています。積極的に「未来への投資」をし、20年、30年先の岡崎市も豊かで選ばれるまちへ、そんな未来をともにつくる。

ともにつくる岡崎市の未来!

私、ひるた浩一郎は、美馬市(徳島県)の公務員の8割以上が「防災士」の資格を取得したことはとてもステキであり、見習うべき事例だと考えています。


◯ 防災士とは

防災士とは、自然災害に対する知識と技術を持ち、地域社会で防災活動を推進する役割を担う人を指します。287,657人が防災士認証を受けています(2024年4月末現在)

防災士とは ”自助” “共助” “協働” を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識・技能を修得したことを日本防災士機構が認証した人です

日本防災士機構

日本防災士機構が認証するこの資格は、地震、台風、洪水などの自然災害に対する備えや対応に関する包括的な知識を持つことを証明します。

◯ 公務員が防災士を取得する意義

公務員が防災士資格を取得することは、地方自治体の防災力を向上させるために非常に重要です。

私が岡崎市役所の公務員として働きはじめた時にはAED実習をはじめ、様々な防災実習を新人教育の一貫での研修がありました。こうした研修とあわせて「防災士」の資格取得があった方が良いと感じます。

美馬市の事例では、美馬市の市長、副市長、教育長を含む職員が資格を取得し、その結果として地域の避難所運営マニュアルの作成や防災訓練への積極的な参加がみられるようになったとのことです。

このような取り組みは、以下の点で意義があります。

・災害対応能力の向上
防災士資格を持つことで、職員は災害発生時に迅速かつ適切に対応する能力を身につけます。これにより、地域全体の被害を最小限に抑えることができます。

・防災意識の向上
資格取得を通じて、防災は危機管理課だけの仕事ではなく、自分たち自身の問題であるという意識が醸成されます。これにより、日常業務の中で防災を意識した行動が促進されます。

・組織力の強化
防災士資格を持つ職員が増えることで、組織全体の防災力が向上します。職員同士が協力して万一の際に迅速に対応できるようになります。

いわゆる「スーパー公務員」ではなくとも、公務員はPTAや消防団にも参加している方が多くいます。町内会活動を積極的に実施している方もいます。

だからこそ防災士で知識や役割を把握し、地域の様々な団体に共有することで地域全体の防災・減災についての意識向上や準備がととのえられます。

◯ 今後起こりえる大規模災害

日本は地震や台風、豪雨などの自然災害が頻繁に発生する国です。特に、南海トラフ巨大地震首都直下型地震などの発生が懸念されています。

これらの大規模災害が発生した場合、甚大な被害が予想されます。具体的には、建物の倒壊、ライフラインの寸断、広範囲にわたる停電や断水、そして多数の避難者が発生することが予測されます。

2024年1月1日に能登半島地震があり、5か月経過してもまだまだ復旧・復興していない地域もたくさんあります。こうした現状からも、広域的な被害が想定される大規模災害の場合、さらに復旧・復興までの道のりはさらに遠いものになることが見込まれます……。

災害に備えるためには、日常的な防災教育や訓練が欠かせません。防災士資格を持つ職員が増えることで、自治体全体の防災意識が高まり、実際の災害発生時に迅速かつ適切な対応が可能となります。

間違った知識や言い伝えではなく、正しい防災・減災の知識や役割を身につけることが重要です。

私がいる岡崎市(愛知県)においても巨大地震、大雨災害といった災害リスクと常に隣り合わせです。だからこそ、「いつも」と「もしも」をつなげる『フェーズフリー』といった取り組みももっと積極的に取り組まれていくべきです。

◯ 過去から学ぶことの重要性

同じ災害現場はありません。それでも、過去の災害から学ぶことは、将来の災害に備えるために極めて重要です。

例えば、1995年の阪神・淡路大震災や2011年の東日本大震災から得られた教訓は、現在の防災対策に多大な影響を与えています。

具体的には、以下の点が挙げられます。

・避難計画の重要性
避難所の設置場所や運営方法の見直しが行われ、避難者の安全と快適さが重視されるようになりました。

・情報伝達の強化
災害時の情報伝達手段の多様化が進み、迅速かつ正確な情報提供が可能となりました。

・地域コミュニティの役割
地域コミュニティの力が再評価され、防災訓練や防災教育の重要性が認識されました。

美馬市の取り組みは、こうした過去の教訓を活かし、地域全体の防災力を強化するための重要な一歩です。

「資格」を持っていることではなく、資格取得を通して意識が高まり、地域住民に対する防災教育や訓練が充実し、災害発生時には迅速かつ的確な対応が期待できることが重要なんです。

◯ 未来への備えを!

防災士資格の取得は、個々の職員のスキルアップだけでなく、組織全体の防災力を向上させるために不可欠です。

美馬市の取り組みは、他の自治体にとっても模範となるものであり、防災意識の向上と災害対応能力の強化を図るための重要な一歩です。

今後も、防災士資格の取得を推進し、地域全体で災害に備える取り組みを進めていくことが求められます。過去の教訓を活かしながら、未来の災害に備え、地域社会全体で防災力を高めていきましょう。

さぁ、共創だ!

◯ 【番外編】美馬市(徳島県)の魅力

実は、私は何度も美馬市(徳島県)を訪問したことがあります。美馬市には「うだつ」といった通りがあり、町並みもキレイです。

また、おもしろいまちづくりをしている方が何人もおり非常に魅力的なまちのひとつです。ぜひ、美馬市も訪れてみてください!

印刷工場をリノベーションした「Adliv-home」に泊まらせてもらったことがありますが、すごくおもしろい空間でした! 定期的にイベントもあるようなので、合わせていくとさらに楽しめますし、社長の想いがステキなんです。



◯ 【岡崎市政への挑戦】ひるた浩一郎が岡崎市の新しい若きリーダーへ、意向表明の記者会見を実施(2023年10月6日)

岡崎市の新しい若きリーダーとして、岡崎市政へ挑戦します。

岡崎市長選に35歳元市職員、昼田さん出馬へ デジタル化に意欲‐中日新聞
https://www.chunichi.co.jp/article/774644

過去か、未来か、どちらをあなたは選びますか。

市長が変われば、市役所が変わる。
市役所が変われば、まちが変わる。
まちが変われば、未来が変わる。

岡崎市の未来をともにつくっていきましょう!

記者会見の動画や想いをまとめています。ぜひ、ご覧いただき、あなたの声を聴かせてください。


■お願いがあります!■

後援会(入会費・年会費無料です!)へのご入会をお願いいたします。
お知り合いの方もご紹介いただきたいです。

サポートありがとうございます! プレッシャーいただけたと感じてがんばっていきます!!