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【まちづくり】たこ焼きを食べながら、岡崎市と六ツ美地区の未来を語る座談会

夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を 岡崎市」をキーメッセージに、岡崎市を「子育て・福祉・産業・まちづくり」において「日本全国のモデルになるまち」目指して活動しています。
家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等……つまり、自分自身が本当にやりたいことができる時間が、「しあわせ」につながると信じています。20年、30年先の岡崎市の未来をともにつくる。

私、ひるた浩一郎は、岡崎市の野畑町でたこ焼きを食べながら、「岡崎市と六ツ美地区の未来」について座談会を実施しました。

たこ焼きx対話=ワクワク!

たこ焼きを食べながら、まちについて語る夜。

◯ 岡崎市は、広い

岡崎市は、本市の市域は東西 29.1 ㎞、 南北 20.2 ㎞……面積 387.20 ㎢で、愛知県内で3番目の規模があります。広いんです。昭和の大合併や平成の大合併を通して中核市となった岡崎市。当然、それぞれの地区の雰囲気は異なっています。

康生通のようないわゆる「中心市街地」と言われるところもあれば、野畑町のように田んぼと畑ばかりのところもあります。そう、岡崎市は少し移動すると景色がガラッと変わります。

◯ 「なんっもないね・・・! 本当にここ岡崎?」

野畑町がある六ツ美地区に住まわれていた皆さん。中学や高校と様々な時代に友だちが遊びに来ると「なんっもないね…! 本当にここ岡崎?」と無邪気に友だちから言われたとのことです。

同じ岡崎市でも田んぼや畑ばかりにあるのどかな風景もある。
一方で、マンション等をはじめ再開発が進む地域もある。

再開発の優先順位や計画の順番はあるとはいえ、この差は岡崎市民としてもギャップがある。市民や子どもたちの意識の中にも、このギャップを感じとっています。

◯ 岡崎城の近くでお祭りがあっても行けない

岡崎市はQURUWA戦略をはじめ中心市街地活性化に力をいれてきました。 乙川河川敷の開発をはじめ、まずは岡崎城のあたりを盛り上げていこうという考えです。

ランドマークである岡崎城や乙川河川敷があるところを再整備し、盛り上げをつくっていくこと…この理念や考えはわかります。大きなまちだからこそ、全部を同時に一気に進めることはできない。優先順位があるからです。

一方で、野畑町に住んでいる方々からすればどうしても心理的な距離がある。「康生や乙川河川敷で色々とやっているけど、遠い」といった気持ちです。

物理的な距離だけではなく、心の距離があるんだなとも感じました。

・「イベントがあるから行ってみようって気持ちになっても、移動手段がなさすぎてあきらめちゃう」
・「バスも全然ないし、移動しづらい」
・「自動車がないと生活できない」
・「オシャレなお店は全部まちなか」

こうした気持ちがあることを対話する中で話題になりました。基本、移動に関する想いが強い。

これは野畑町だけではなく、「中心市街地エリア」以外ではこの感覚はあるとおもいます。これまで様々な方とミニ対話集会等でお話を聞かせていただく中で「中心地とそれ以外の地域」といったギャップを感じられている方が多いです。

◯ 地域の特性を活かしたまちを

野畑町の田んぼや畑を全部潰して、ビルにすれば良いとかそういうことを言いたいわけじゃありません。野畑町には野畑町の良さがある。田んぼや畑がある「のどかさ」や地域の人達のつながりをつくっていこうと想いを持っている方々。

こうした方々の力を活かしていけることが、地域の特性を活かすためにも重要です。

様々な地域で大きなイベントを実施すべきだとは私は考えていません。そもそもイベントありき、といったことは本質ではないからです。

しかし、大きなイベントではなくても地域の人達のつながりやそれぞれが運営としても楽しめるようなイベントや取り組みが重要だと考えています。地域の人達がお手製で実施する小さな地域イベント、そうしたことが今後はますます重要になってきます。

地域のつながりや社会とのつながりをつくりつつ、それぞれの「居場所」や「支えあう」仕組みづくりのひとつとして、小さくとも地域イベントがきっかけとなるためです。

◯ 交通・移動の自由を!

先輩世代とともにつくる「健康寿命が伸びるまち」

私自身、免許証はありますが自家用車を所有していません。私が岡崎市役所で公務員として働いている時に先輩たちから言われた言葉があります。

岡崎市は車がないと生活できないのに…よく車なしで生活できるね」と。

市役所で働きまちを知っている公務員でさえ(公務員だからこそ?)、岡崎市は「自動車がないと不便」という考えです。

私自身、移動は自転車があるからどこへでも行ける、どこまでも行けると考えています。しかし、それはまだ「身体が動く」からです。

私自身が先輩世代、現役世代、将来世代のそれぞれの世代とともにつくるまちへの想いとして、とくに先輩世代の皆様とともにつくるまちが「健康寿命が伸びるまち」です。いつまでも活動し続けられるまちをつくっていく。

「健康寿命」には、社会とのつながりが重要です。家にひきこもってテレビをずっと見ていると健康寿命は短くなります。社会とのつながり、人と人、人と地域のつながりが必要なんです。

例えば、お祭りの運営をすることでも、ゲートボール等のスポーツに興じるでも、交通安全指導員等のボランティアをすることでも、なんでも良いんです! 「つながり」や役割があることで、健康寿命は伸びる。

社会とのつながりをつくり、維持し続けるためにも、『交通・移動の自由』はとても重要です。自動車を運転できなくても、自転車に乗れなくても、移動できる。自動車を"must hava" から "nice to have" へと考え方をアップデートをしたい。

自分の目でみて買い物を楽しめる、まちのお祭りやイベントに参加できる、孫や玄孫の運動会を見にいける……

こうした「あたりまえ」を守り続ける必要があります。

単純にバスやタクシーを増やす、といったことだけではありません。人手不足問題が顕著な現在。「バスの本数を増やす!」と声高に言っても実現性は低いでしょう。バスはあっても人がいないからです。

手法は様々:自動運転、ライドシェア、オンデマンドバス等

新しい交通のあり方や交通手段のあり方を検討し、導入していくことが重要だと考えています。

トヨタ自動車さんの関連企業や三菱自動車工業さんがある岡崎市だからこそ、「自動車がなくても生活できるまち」へ変化させていく

自動車や自動車産業を否定するつもりは全くありません。しかし、いつか免許を返納しなければならなくなる時、自転車にも乗れなくなる時に、「移動できないから、家にずっといるしかない」状況にはしたくないんです!

新しいテクノロジーである自動運転の社会実装を積極的に推し進める、ライドシェア等の乗り合いタクシーやオンデマンドバス等……新しい交通手段を積極的に導入する。免許を返納したとしても、自由に移動できることができるまちにする。

あらためて、こうしたまちづくりが必要だと対話を通じて強く感じました。

◯ 対話の場の重要性

リアルな意見・声を聴かせていただき、とても貴重な時間でした。

地域それぞれの「リアルな声」や「リアルな想い」がこまっていることまでいかなかったとしても、リアルとして存在する。

私自身、様々なリアルを知ることもでき、こうしたミニ対話集会をどんどんと「地域」や「移動・交通」に限らず開催していきたいと考えています。

各地域の方々、子どもたち、高齢者、障がいのある方、経営者やまちづくりや支援団体など。様々な方のリアルな声を聴かせていただければ幸いです。

ぜひ、お誘いください!


さぁ、共創だ!


◯ 【岡崎市政への挑戦】ひるた浩一郎が岡崎市の新しい若きリーダーへ、意向表明の記者会見を実施(2023年10月6日)

岡崎市の新しい若きリーダーとして、岡崎市政へ挑戦します。
岡崎市の未来をともにつくっていきましょう!

記者会見の動画や想いをまとめています。ぜひ、ご覧いただき、あなたの声を聴かせてください。

サポートありがとうございます! プレッシャーいただけたと感じてがんばっていきます!!