『逃走旅行の夢』

夢を見た

私の家がやくざか何かの、強い勢力だったのだけど、謀反を起こされて娘の私も命を狙われた。
でも助けてくれる友達が二人居て、三人で逃げ出した。
何か大切なものを家から持ち出した気もする。後ろからは、早く追いかけて捕まえろ、という声が聞こえていた。

殺されないために、私たちはとにかく走って、走って、ちょっと遠めの駅に着いた。
ここには大きなショッピングモールがあって、人の多いところなら安全だろう、ということで食事をとった。
色んな無料サービスが充実していたので、シャワーを浴びたりもした。
実は途中、巷を騒がせている連続殺人鬼が今回の謀反に関わってるのでは?と調べて、バッタリ殺人鬼本人と出くわしたりしたけど、特に襲われることも謀反との関わりもなかったのでスルーした。
(短編連続ミステリ小説のように、謎を解いて謀反の真実を解明していく夢だったのかも。スルーしちゃった。)

そうこうしているうちに、だんだんこれが旅行のように楽しく思えてきた。
男友達はどこからか車を調達してくれて、女友達とは、変装の意味を込めて髪を切ろうかな?なんて話をしたりした。

みんなで和気あいあいと「次はどこへ行こうか!」って相談しながら、晴れた空の下、あてどもなく車を走らせていた。
それは楽しい夢だった。