【チンチロ祭り】についての恐ろしく長い手記

ご覧いただきありがとうございます。

※悲しきオタクの主観・自我しかないです。
※長くて気持ちが悪いと思いますし、事実と齟齬があるかもしれません。
※それでも書くことをやめられなかったオタクを許してください。

GOGO!!

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チンチロ祭りについてはどこから記すとしましょうか…。
あの祭りは、参加した誰にとっても特別な思い出があるに違いない、本当に素晴らしい祭りでした。

人間とは悲しいもので、どんなに大切な記憶も鮮明なまま残しておくことはできません。私も人間ですから、絶対に忘れたくない、一生残しておきたかったあの日のことも、もう遠い記憶になってしまっています。

それでも、あの日私に起きたその信じられないような事をなるべくありのままに記したいと思い、この度筆を取りました。
今思い返しても、まるで宝石のように燦然と輝きを放っています。
あの日祭りに参列された方もおそらくは同じ気持ちではないでしょうか。

まずはチンチロ祭りとはなんぞやという事から記載しておきましょうか。  
 
チンチロ祭りとは、「推し」本人考案のオリジナルのお祭りでして、「推し」本人がファンのためにサイコロを振り、出た目に応じて豪華な景品をプレゼントする、というクローズドイベントです。
(「推し」本人がファンのためにサイコロを振る???)
 
サイコロを振ってもらえる数は「推し」の2024/3/13発売1stEPを購入した枚数です。積めば積むほどサイコロを通して推しと接触できる時間は長くなるのでしょう。
最高何枚積めるかは覚えていません。
いま正気の頭でこれを書いててもとんでもねえなと思います。
実際とんでもなかったです。
(「推し」本人がファンのためにサイコロを振る???)

ちなみに当日はその1stEPの中から3曲ランダムでミニライブも実施してくれました。ライブについてはレポ禁止なので断腸の思いで省略しますが、初めてのライブ参戦がチンチロだったのは今考えても贅沢すぎる経験でした。
 
私の貧困な語彙力ではお伝えできなくて本当に申し訳ないのですが、初めてステージ上で歌う「推し」を見たときの衝撃が凄まじかったことしか覚えていません。まるで落雷に遭ったかのようでした。

その他ライブ中に印象深かったことといえば、曲の合間のMCの間、「推し」の一言も聞き漏らさないぞという気概で固唾を飲んで聞き入っているファンの皆さんたちの一体感がとても心地良かったことです。

本当に身じろぎもしない緊張感で、あぁ、ここには「推し」のことを心から好きな人しかいないんだなという、ある種の安心感のようなものがありました。現場ってこんなに素晴らしいものなんですね。

 「推し」のファンの民度が高いことは先人の皆様のありがたいレポで存じておりましたが、肌で実感した出来事でした。

さて、本題に戻りましょうか。ライブも終わり、いよいよお祭りの始まりです。
ミニライブ後、ステージ上にパーテションを設置し、一人ずつパーテションの中に入っていき、その中で自分の回数分サイコロを振ってもらえます
(「推し」本人がファンのためにサイコロを振る???)

私は整理番号2桁代でしたので、前の方だったかと思いますが、それでも待つ時間は永遠かと思われました。所在なく足踏みをしたり、BGMに身体を預けてみたり、ゾロ目を知らせる鐘の音に会場が湧いたり、パーテションの向こうから聞こえる「推し」の悔しそうな声に会場が共鳴していたりするうちに、ついに私の番になりました。 

パーテーションを超えると果たしてそこには本物の推しがいました。

その時のことはあまり良く覚えていないのですが、「あ、人間って発光するんだ」といったような愚かな感想を抱いたことは覚えています。
 
会議室に雑に置かれたような無機質な長机とパイプ椅子の中で、「推し」だけがスポットライトの光に彩られ淡く発光していたのです。

光に導かれる羽虫のようにフラフラと「推し」に近づきます。
とても印象深かったことは、驚くほど視線を合わせてくる、瞳の力が強かったことです。
あの眼差しを向けられて無事な人間がいるでしょうか。
いえ、恐らくはいないでしょう。私もその一人です。

ごく軽く、
「よろしくお願いします」
「あぁ」
といったような会話をしたと思います。
(「推し」と会話!?!?!?!?)

それから「推し」は私のためにサイコロを振ってくれました。
まず彼の手のひらの中にあるサイコロに息を吹きかけて、その後額にいただき、祈りを捧げてくれました。
(「推し」が、私のためにサイコロの神に祈りを捧げてくれる???)
(「推し」が、私のために本当にサイコロを振ってくれた?????)
(ちょっと整理しましょっか、いや無理、その所作があまりに美しすぎて宗教画かと思ったもん、いやもう宗教になっちゃってるじゃん!!!!偶像崇拝は禁止だよ!!!!!!)

確かにステージ上の「推し」はスポットライトに照らされて輪郭がぼんやりとしている様子にどこか神々しい印象を受けましたし、まるでこの世のものではない美しさを感じました。
あれは天からの使いだったのでしょうか。
恐らくそうなんでしょう。否定はできません。
「宗教ってこうやって始まるんだんな」と薄ぼんやりした頭で思いました。なんて愚鈍なのでしょう。

あと純粋にギャンブル楽しかったです。チンチロというのですか。まっとうに生きていたら恐らく接触することのないタイプの遊びだと思います。
「推し」とチンチロで遊ぶために会場で追加のEPを何枚か購入しました。 楽しかったです。参加賞はポケットティッシュでした。宝物です。

ここまで来るともう、「推し」が私のために振ってくれた目が何であったか、私が何回サイコロを振ってもらったかなんてことは、もう些末なことです。覚えていられるはずがありません。

「推し」は私のために1枚だけポスターを当ててくれました。
 
こんなに特別な1枚を私は他に知りませんし、今もこの特別な1枚は私の部屋の壁を素敵に彩っています。
この、「推し」が私のために当ててくれた特別なポスターを見ると、あの日の事をありありと思い出すことができます。宝石の記憶です。

もともと「推し」に対する先人の皆様の大変ありがたいレポを拝見するに、「推し」の自身のファンに対する距離感ってものすごく近いなという印象を受けていました。まるで身内に対するそれじゃないか?くらいだったのですが本当にそうでした。

とにかく、本当に瞳を見つめてくれる、目が合うということに驚きました。
あとは何も目が出なかったときは自分の事のように悔しがってくれて、そこまでしてもらって恐縮でした。本当に心の距離みたいなものが近くて、ありがたいことだなと思いました。(オタク瀕死)
 
しかし、ご留意いただきたいのは、おそらくあの祭りに参加した全員が、私がそうであるように、特別な思い出を持っているだろうということです。
「推し」のサービス精神、体力に脱帽です。
いえ、もしかしたら単純なサービス精神ではなかったかもしれません。
きっと「推し」が自然体でいてもそれがファンサになってしまうのでしょう。 
(それはそれで全く罪です。ギルティ。)
もしそうだとしたら、推し活をしている上でこんなに幸せなことってないだろうなと実感します。
 
「推し」、こんなに楽しいお祭りを考案してくれて本当に本当にありがとうございました。楽しそうにサイコロを振る「推し」を見ることができて、こちら側も大変楽しませていただきました。
そしてそんな「推し」の考えを形にしてくださったチームの皆さんやスタッフの皆さんにもこの場を借りて御礼申し上げたいです。実現にあたり困難な事がたくさんあったことは想像に難くありません。
こんなに楽しくて幸せなことがずっと続けばいいと思っています。
(でもきっと無理だろうな。どんどん有名に成っていくし規模も大きくなっていくもんね…。)

以上が私が経験したチンチロ祭りの顛末です。
今でもあの、「推し」と接触するという若干恐ろしくもある体験が我が身に起きたとは到底信じられません。
でもこれは本当のことなのです、私の記憶にしっかりと刻まれていて、私は「推し」にサイコロを振ってもらったことのある私に「成った」んです。
  
この世には2種類の人間がいます。
「推し」に祈りを捧げてもらったことのある人間とそうでない人間です。
私はこのチンチロ祭りで前者の人間に「成った」のです。

長文乱文となり大変失礼いたしました。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
正直ちょっと自分でも思いますけど気持ち悪いですね、出力するとだいぶ落ち着くのですが…しょうがないですね。反省はしていますけど後悔はしていません。
こんな調子でこれからも私と「推し」の日々を綴っていきたいと思います。完全に自己満足の世界です。

誤解がないように申し上げたいのですが、「推し」は健全ですし、周りのファンのお嬢さん方ももちろん皆さん健全です。
みなさん良識のある良い方ばかりだということを現場で実感しました。
 
さて、そんな奇特な方はいらっしゃらないかと存じますが、
この文章をご覧頂いて、チンチロ祭りに少しでも興味が湧いた方へ、
ご興味がある方へ僥倖です。なんということでしょうか、
この素晴らしいお祭りが、8月にまたあるんですって…!!
本当ですよ。オタクに都合の良い夢をいているわけではありませんよ。

ご興味ある方もそうでない方もぜひ我が「推し」の8月28日発売の
「Snack Box」をご購入いただいて、抽選に申し込みましょう。

そして一緒にこの奇跡のようなお祭りの体験者になりましょう。
ここは温かくてよいところです。

我が推しに永遠の幸あれ!!!!!

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