緑単信心のサイドボードを研究しよう❗️
チャンピオンズカップエリア予選の権利獲得者8名分のデータを基にして、サイドボードの可能性と何を意識して入れているか考えてみようと思います。
とりあえず、8名分のサイドボードの内訳(合計)は…
こんな感じです。
まずは採用率の高いカードについて。
8《トーモッドの墓所》
6《真髄の針》&2《魔術遠眼鏡》
4《宝物庫》&3《ダークスティールの城塞》
8《鎖のヴェール》
8《減衰球》
8《王神の立像》
8《死に至る大釜》
7《隕石ゴーレム》
7《勢団の銀行破り》
8《領事の旗艦、スカイソブリン》
7《大食のハイドラ》
上記が7~8枚採用されているカードたち。
なお、6《真髄の針》&2《魔術遠眼鏡》、4《宝物庫》&3《ダークスティールの城塞》は役割が被るのでどちらかしか入っていないものとして考え、合計で計算しています。
こうしてみると、サイドボードの11枚はほぼ確定枠に近い感じですね。
では採用率の高いカードについて個々に見ていきましょう。
8《トーモッドの墓所》
言わずと知れた墓地対策。0マナでプレイ出来るので、4カーンから素早く置けることを加味していると思われます。後述の4《未認可霊柩車》が半減しているのもそれが理由かと思われます。
6《真髄の針》&2《魔術遠眼鏡》
PWを始めとする厄介な置物対策ですね。針が多いのはやはりマナコストの関係でしょうか。針ではなく、眼鏡を採用している方はハンド確認の方を優先したのかも…。
4《宝物庫》&3《ダークスティールの城塞》
4カーン以降、土地が止まり、どうしても5枚目の土地が必要な時にサーチする感じでしょう。《茨の騎兵》や《収穫祭の襲撃》を唱えるための保険ですね。
8《鎖のヴェール》
使ったことは少ないかもしれませんが、PWが2回動けるようになる…と書けば、ヤバさは分かりますね?コンボの途中で使われることもあるとか無いとか…。
8《減衰球》
自分にも刺さるが、相手の方がもっと刺さる用のカード。行動回数が多いデッキ、もしくはロータスコンボ用のカード。
8《王神の立像》
相手の呪文を唱えるマナコスト全て2増加という嵌め用カード。
8《死に至る大釜》
言わずと知れた信心14を貯めて、場と墓地にカーンとキオーラがいたら勝つカード。
7《隕石ゴーレム》
何でも破壊。4カーンでサーチ出来る唯一のクリーチャー。
7《勢団の銀行破り》
これぞ、アド。グダグダしそうならサーチして…という感じでしょうか。
8《領事の旗艦、スカイソブリン》
生物やPW対策。9マナあれば、4カーン出してサーチして叩きつける⁉️
7《大食のハイドラ》
ファッティー兼除去。4ビビアンをメインに入れておけばサーチできるファッティー兼除去なんですが、殆んど4ビビアンを採用してないところを見ると、微調整でサイドインする感じ?でも、大抵の場合、サイドに1枚挿しているだけだからな~⁉️
さて、ここからは採用率の低かったカードについて。
4《未認可霊柩車》
4《エシカの戦車》
4《不滅の太陽》
3《漸増爆弾》
3《影槍》
1《異形化するワンド》
2《ポータブル・ホール》
2《ガラスの棺》
1《カーンの酒杯》
2《空殴り》
1《変容するケラトプス》
個々のカードについて…。
4《未認可霊柩車》
一回だけの墓地対策である《トーモッドの墓所》では不安とか、継続して墓地対策できることを加味して、半数の人は《未認可霊柩車》も採用していると考えられます。
4《エシカの戦車》
4マナと軽く、2/2トークンが2体付いてくるので、個人的には評価してるけど、何故か半数しか採用していないカード。
4《不滅の太陽》
自分のPWも使えなくなるけど、数々の恩恵を受けられるカード。自分は持ってないが、ミラーなら強そう。
3《漸増爆弾》
0で起動は無い…だろうから、何を見てるんだろうか⁉️1~2くらいで起動することを考えると、個人的には使うまでのタイムラグがきつそうなイメージ。
3《影槍》
トランプルとライフリンクを付けてやっつけろ~♪なカード。
1《異形化するワンド》
生物対策。
2《ポータブル・ホール》
珍しい軽い物対策。白を取っていれば…ぐらい。
2《ガラスの棺》
珍しい3マナまでの軽い物対策。白を取っていれば…ぐらい。
1《カーンの酒杯》
漸増爆弾は想定するマナコストによって大きくタイムラグがあるけど、カーンはだいたい1ターンと予想しやすそう。
2《空殴り》&1《変容するケラトプス》
スピリット兼青系コントロール対策。4カーンでサーチ出来ないけど1~2枚採用してる人がいる程度。個人的には《大食のハイドラ》より優先した方が良いと思っています。
以上が、緑単信心のサイドボードについてでした。緑単信心を使う側、使われる側、どちらにとっても参考になれば幸いです✨
では、良きMTGライフを♪