採卵とその後の受精結果について 〜不妊治療編⑩〜

ここまでの話
2015年 結婚

2016年 初めて婦人科に通う

2017年 不妊治療専門病院に圧倒され、一度離脱。。

2018年 11月 不妊治療再開 & 新しい病院

2018年 11月 人工授精1回目スタート

2020年 続く人工授精。。

2021年 1月 体外受精スタート

採卵までやったこと

採卵まではできることをしようと思い、友人のパーソナルトレーナーと子宮内膜を厚くする為のトレーニング、質の良い卵子に育てる為に、タンパクオトメという女性用のプロテインを飲んだり、採卵数日前には漢方蒸しにも行った!(今考えるとめっちゃ意識高いw)

漢方蒸しは子宮内の環境もよくなると言われている。
そのおかげかどうかわからないけれど、実際に私は採卵2週間くらい前に子宮内膜の厚みが足りないかも〜と病院で言われたのが、漢方蒸しに行ったら厚みが増していた!ということもあり信頼していた。笑

採卵当日

当日は朝早くに病院に行き、受付に精子を提出。

ちなみに旦那は毎回病院について来てくれていて、
コロナだから病院内には必要な時以外入れないから、ずっと車の中で待っていてくれた。ありがたや。。。

到着したら手術着に着替えて、待機室みたいなところで点滴をしながら順番を待つ。私が行ってた病院は、THE病院!って感じの雰囲気ではなく、綺麗なホテルみたいな感じだったから、少し緊張は和らいだけどそれでもとても緊張していた。

扉で仕切られているからわからなかったけど、私の他に数名採卵待ちの人が居たっぽくて、顔も見えなかったけど「共に頑張りましょう!!!(泣)」みたいな気持ちだった🥲

手術室は思ったよりもリアルな手術室で緊張!笑
採卵は痛みを伴うから、静脈麻酔という軽い麻酔でぼんやりさせてもらい行う。(ちなみに病院や採る卵の個数によって、無麻酔の病院もあるみたいです!)

麻酔を打つ前、心拍と血圧を測るのだけど、緊張しすぎて心拍数と血圧が上がって麻酔が打てないと笑われる笑。その笑いで緊張がほぐれ、あっという間にぼんやりしてきた。

そして無事採卵は終わったのだけど、
私は元々麻酔に弱くて、麻酔から覚めたあとはかなり体調が悪く、他の方達が元気よく戻っていく中、私だけずっとベッドで休ませてもらっていた。。

肝心の卵は24個採れて、その時は体調が悪すぎて良いんだか悪いんだかわからなかったけど、とても良かったみたい。

2個だけ顕微授精にかけて、あとは全て卵子に精子をふりかける方法にしてもらった。
受精結果は翌日メールで来る。

翌日の昼過ぎ、
「24個中、8個正常受精しました」
と病院からのメールが来た。

とても安心したと同時に、旦那との受精卵ができたんだ!!!!!という喜び。とにかくここまでこれた事が嬉しかった。

ここからは受精卵を凍結して、採卵から1ヶ月半程子宮を休ませて移植に備えた。

妊娠できるかわからなかったけど、移植までの期間はせいいっぱい好きなことをやろう!と旦那と話して、妊娠したら控えなきゃいけないであろうお寿司やローストビーフをたくさん食べたり、ゆっくり温泉に行ったりドライブをしたりした。

"受精はしたけど、妊娠が確定した訳ではない"というのがずっと頭に残っていたけれど、この時期は前向きに、ストレスを溜めずに過ごそうと意識した。

採卵まとめ

振り返ってみると、体外受精全体を通して一番キツかったのは採卵だったな〜。
痛みや体調不良もあったし、どのくらい採れるんだろう、受精するのかな、という不安も伴ったような気がする。

病院も頻繁に行かなければいけないから、体外受精をスタートする人は、しっかりとスケジュールを取ってゆっくりと治療を進めることをおすすめしたいけど、バランスを取るのは本当に難しいと思う。

実際に病院の待合室では、私も含めてPCで仕事をしながら待っている人も何人かいた。

不妊治療は先が見えないし、休みも取りにくい。
でも周りも、不妊治療がどれだけ心身共に負担がかかるかって情報が入ってこないから心配しようがないところもある。。

妊娠、出産もそうだけど、男女ともに不妊治療も含めてもっと若い時から現状を知って、みんなでケアできる世の中にできたらいいのにな〜。




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