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デンマークのゼロ年生とフォルケホイスコーレ

デンマークには「ゼロ年生」という制度がある。

小さな子は4月生まれと3月生まれでは身体また知的・精神的な発達成長に大きな差があり、授業についていけなくなることも。そういう子は小学校に上がる前に1年間ゼロ年生を選択でき、結構人気が高いそう。


フォルケホイスコーレという、18歳以上が入れる専門学校のような大人の学校もある。

生徒を評価しない・試験もない・成績もつけない・科目は多様、しかも学費の大半は国が出してくれる。ただ純粋に学びたい気持ちを支援する国の覚悟が見える。


教育というのは、子供たち一人ひとりが昨日の自分より一歩前に進めるように支援すること。決して他の子と比較してお尻を叩くものではない。


日本の子どもたちはお尻を叩かれすぎて萎縮してはいないだろうか。


(写真は隈研吾氏設計のハンス・クリスチャン・アンデルセン美術館)

 

 

ということで、本日帰国します(到着は明日)

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森田 洋之
夕張に育ててもらった医師・医療経済ジャーナリスト。元夕張市立診療所院長として財政破綻・病院閉鎖の前後の夕張を研究。医局所属経験無し。医療は貧富の差なく誰にでも公平に提供されるべき「社会的共通資本」である!が信念なので基本的に情報は無償提供します。(サポートは大歓迎!^^)