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うらやましい孤独死

GW、自著を改めて読み直して分かったこと。

 この本はタイトルの「孤独死」という医療・介護の問題を論じているように見えて、実は「生と死」という人間の根本課題に直面した若き日の僕の「失敗と苦悩に満ちた半生」を赤裸々に描いた本だった。 ある意味自分史だ。

 「ミトンを外してください」と患者さんが泣きながら訴える逸話が別の時間軸で2回出てくるが、その時の僕の対応の違いをしっかりと感じてほしい。

  アトゥール・ガワンデの「死すべき定め」にも劣らない良書だと我ながら思った。おすすめです。


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夕張に育ててもらった医師・医療経済ジャーナリスト。元夕張市立診療所院長として財政破綻・病院閉鎖の前後の夕張を研究。医局所属経験無し。医療は貧富の差なく誰にでも公平に提供されるべき「社会的共通資本」である!が信念なので基本的に情報は無償提供します。(サポートは大歓迎!^^)