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バードウォッチングツアー大雪山

1月7日と8日、一泊二日のスケジュールで大雪山へのバードウォッチングツアーに参加してきました。ガイドを片倉佳史さんが務めるということと、台湾の高山に出向く機会が少ないこと、バードウォッチングというものがどんなものなのか体験してみたいと思い参加してみました。

大雪山というのは2,000mを超える高さの高地です。気温は10度以下になっていて、天気は良いのですがかなり寒かったですね。これで雨が降ったらかなり冷え込みそうです。ガイドさんはこの地では、冬には零下になることもあると言っていました。

普段ハイキングをしているのが台北の周りの1,000m以下の山が多いので、この大雪山のパノラマはとてもダイナミックでした。急峻な形を示している山があちらこちらに見えていて、台湾の高山に入ると、こういう風景なのだと新たに感じいりました。

バードウォッチングというのは初めてでしたが、なかなか面白いものでした。写真を見るだけではどれだけ大変なことか分かりませんでしたが、自分で写真を撮ってみると失敗ばかりで、様になる写真はなかなか取れないことが分かりました。シャッタースピードやタイミングの取り方をいろいろ工夫してようやくファインダーの中に鳥の姿を納めることができます。それだけ大変なので、きれいな鳥の姿が撮れた時は喜びもひとしおです。これが趣味になるということの意味が分かったような気がしました。
鳥の姿は平地で見る雀とは異なって色とりどり、とても小さな鳥が餌をついばみに飛んでくるのを見つけては写真に収めました。夜はモモンガやキョンなどという珍しい動物にも出会えました。
これまで普段のハイキングでは、難易度が高すぎて鳥の姿をおさめようとは思わなかったのですが、これから鳥の様子が感じられたら、その姿を写真に撮ってみましょう。

片倉先生のお話は、次から次へと飛び出してきて、鳥について、台湾の歴史、原住民のお話、僕の専門の建築の話などと、二日間でとてもたくさんの話題を提供いただきました。引き出しの多さに圧倒されましたね。ありがとうございました。

山の風景

台北とは異なった青空でした。
山の天気は変わりやすいです。
樹木の緑も目に眩しく入って来ます。
この様な形の樹がよくありました。いったん雷にやられたのちに枝を張ったのでしょう。
朝日に光る雲と山影。
遠くに見えた険しい形の山。
左が佳陽山(3314m)、右が剣山(3253m)、剣山の横にとがっているのが中央尖山(3705m)です。
月が綺麗でした。

鳥の姿

初めて遠くにいる鳥をファインダーに収めることができました。タイワンオナガと言うそうです。
小さな鳥が勇壮に見えます。ホシガラス。
この鳥は可愛く座っていたのでたくさん写真が撮れました。
タイワンキンバネガビチョウというそうです。
アリサンヒタキ。とても珍しい台湾固有種の鳥だそうです。
珍しく二羽の鳥がファインダーに納まりました。
手前はトラツグミ、奥はアリサンヒタキ。
アリサンヒタキ。
トラツグミ。

山の動物たち

リスが大人しくくるまっていました。
キョンだそうです。
白面鼯鼠、カオジロムササビというのだそうです。

クレーンツアートラベル/鶴悠旅遊

このツアーを企画した旅行会社です。台湾は鳥の天国だそうで、小さな島に驚くほどたくさんの鳥が生息しているとのこと。バードウォッチングにはとてもふさわしい土地なのだそうです。


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