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ニュースレター #28

こんにちは、深澤です。

Nurse and Craftを応援してくださる皆さんに向けて、毎月定期的に送るニュースレターです。

主な動き

  • 2月3日:キャピタルメディカ・ベンチャーズとおうちの診療所のインパクト起業家育成プログラム「Knot program 2023」の修了式が行われました!すでに2024年の募集が始まっていますので、ご興味のある方はええエントリーしてみてください!

  • 2月5日:「まちを再生する訪問看護」N&Cモデルの次の実装候補として岡山県新見市へ視察!圧倒的過酷さの環境で創出されたN&Cモデルにおいては、どこにでも実装して効果を出す自信はありますが、新見市はそのポテンシャルの高さから良い未来のイメージしか湧きませんでした!

  • 2月22日:岡山市で開催された「インパクト投資・インパクトスタートアップカンファレンス In Setouchi」に参加してきました!登壇者の方々のお話の中で、ソーシャル・インパクト・ボンド活用の実践のお話が聞けたのは、とても参考になりました!

  • 2月25日:再び岡山で、倉敷市で開催された「高梁川流域オープンイノベーションフォーラム」に参加。本フォーラムは、圏域企業と圏域内外の企業やベンチャー、大学等との連携・共創を活性化して、圏域内での新たな取引関係や産業価値を創出することを目的としているそうです。地元の方々の熱量の高さに驚きました!

Knot program修了式!めちゃめちゃ成長させていただきました!
駅近にこんな施設も。色々とできそうな予感!
ロジックモデルを頻繁に見かけるようになりました
コミュニティランチに30人も参加!

所感

2月は岡山づくしとなりましたが、特に倉敷では年齢層に偏りがなく、地域全体の一体感みたいなものが非常に感じられました。最近は過疎化が進む自治体の方々と話す機会も増えてきましたが、その際に私が「もっと話を聞いてみたい」と魅力を感じる人が持つ共通点として、危機意識と変革意識を持ち、それを自分事にしているかどうかです。それ以外のほとんどが、危機意識はあっても自分は変わりたくないと現状維持を望み、自分は悪くないと他責思考なのです。

実は人口減少局面において、過疎化は悪いことだけではないと思っています。次の時代に適応するために地域の個性を磨き、新たなまとまりを作っていく段階にあるのだと考えているからです。今は全国一律から局所を高めていくことで生存していく時代に移っており、これは地域間での競争です。その競争に勝つためには、古い慣習や利権に固執することなく全体が機動的に動けるかどうかがポイントであり、そのため人口の規模も大きな要素としてあるように感じています。

何のデータもなく非常に主観的ですが、ここで私は、人口3万人以下が変革の起こしやすさの一つの目安になるような気がしています。地域全体で同じ課題を共有できるのが、それぐらいの規模までじゃないかという意味です。100万都市ほど大きければリソースに困ることはありませんが、中途半端な大きさの市町村ほど課題もリソースも分散しやすく、打ち手がないままジリ貧になるように思えています。ただ、これらは対話を通じて個人的に感じてきたことであり、現時点で何の根拠もないことは明確にしておきます。

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