夏は男の子を大胆にするの☆

念のために調べたら、去年から仕様変更されて全裸混浴じゃないみたいです。「うはっ! オラちょっと温泉に行ってくる!」と思われた男性の皆さんにはお詫び申し上げます。【20200322追記】

なんか、印象が悪いので「癲狂者」と呼んで下さい!
どうも、トルコ人青年の訴えのような出だしからこんにちは。
そうです、みんなのキタナカ兄さんです。
「あんちゅわ~ん」です。

そんな訳で温泉に行って参りました。
水上温泉という所です。
寳川温泉とやらいう名称の、硫黄泉でした。

「熊が居る温泉」という、何だかどこか間違えてる温泉です。
入口には巨大な三角の自然石があって「寳富士」とか仰々しい石碑があり「ほう、ヤマトタケルが名付け親か?」とか思わせておいて、裏面に「2000年制作」とか書いてあったり。
中々にしてカオスな温泉です。

入ってみると、いきなり薄暗い道を通るハメになります。
古い置き時計やら大八車の車輪とか、雰囲気モノなんだか不法投棄なんだかギリギリのラインです。
少し進むとおっちゃんがチケットをチェックする関門が。
どうやらクジを引かせてくれるようです。
引くと…。
2等。
「棚から自由に持っていってね~」って言われても、ビニールボールとか石鹸とか微妙なアイテムばかり…。
100円ライターが一番実用的だったのでゲット。

そして熊。
オマケ程度にウサギ。
「熊のエサなのと違いますかねぇ?」と同行した友人。
そりゃ恐えぇ。

森林浴コースを歩くと、不動明王像やら初代社長の銅像やら。
普通の山道。
階段もなく、ぬかるんだ道は果てしなく危険。
我々の他には誰も居ない道を、汗をかきつつ登る。
展望台には社長像のみ。
見晴らしは、お世辞にも良好とは言い難い。
ひとしきり、社長像相手に毒づいてから下山。

そして温泉。
うを!
混浴ですよママン!!
俺の中での混浴というと、枯れ果てたおばちゃんに囲まれて「お兄さんどっから来たの? 若い子が居ると若返るやなぁ、フェフェフェ」とかを想像していましたがさにあらず。
若い夫婦やカップルが居るのですよ。
前が不自然に膨らんだタオルで股間を隠しながら、「大和撫子が恥じらいを忘れて……嘆かわしい」などと怒りに身を震わせていた訳です。

ま。
実際は眼鏡を外していたんで全っ然、見えなかったんですけどね。

釜飯食べて、ビールを飲んで、川越に戻って、酒を飲んで解散。

非常に楽しかったです。
特に、俺が温泉帰りの車中で話した「温泉宿に住み込みで働いて、そこの一人娘と深夜に互いに全裸で温泉にて鉢合わせる」下りは秀逸でした。

――混浴。それは男のロマンだけど、めっちゃ若い姉ちゃんの裸を拝もうとしてるオッサンを見て凹んだ。

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