還付摩擦

ボックスステップを踏もうとして、両脚のスネを複雑骨折しました。
たぶんですけど、秒速五センチという高速ステップを踏もうとしたからだと思います。(新海)
両脚が「明後日の方向」に折れ曲がった俺を見て、近くを歩いていた可愛らしい女子高生が救急車を呼んでくれたので一命を取り留めました。「君の名前は――」と問いかける前に、彼女は去っていきました。(新海)
「お天気屋さん」の子だったのかも知れません。(新海)
お礼を言いたくて、ボウエンギョのように彼女を探しました。(深海)
サッコファリンクス。(深海)
どうも。
今日も今日とて、アニメ鑑賞! キタナカヒロユでございまーす。

区役所から「特別区民税の申告しろや」という報せが来ていたのですが、封筒を開けたのが期限切れの後でした。
「ま、いっか」なんて無視してたら、「赤い文字がプリント」された葉書が届きました。
「催告」なんて書いてあるので微妙に恐くなり(ヘタレですから)、去年の収入の資料を集めて区役所へGO!

窓口で言われたのは――。
「税務署に行けば、税金が還付されますよ」
なんと!
お金くれるですか?
二万円? OKOK。今の俺は、目が「¥」マークになってますよ。
失業保険を半年くれた上にお小遣いをくれるなんて、日本も捨てたもんじゃないね。
ま。
それ以上の税金を、納めてきた訳ですけどね。
そもそも、お金をくれる為に二回も郵便物を送ってくれるなんて、区役所は偉いなぁ。

などと感慨に耽りつつ税務署へ。
源泉徴収票を渡しつつ、窓口で聞かれる。
「保険の支払いや年金、国保は払いましたか?書類があれば控除対象になりますが?」
年末調整用の生命保険の葉書を廃棄した事は、確認済み。
年金とか国保の通知は、必要だと思ってなかった。
ありません…。
「それでは少々お待ち下さい」
プリントアウトを見せられる。
還付金額、二七〇〇〇円。

まぁ、小遣いとしては上出来なんじゃ? とか思いつつ、参考までに聞いてみる。
あの……。保険会社に問い合わせれば、葉書って再送付してくれますかね?
「してくれますよ。でも、時間がかかるんでお勧めできません」
そうですか…。
「でも。払い込んだ通帳があれば、それで済ます事も可能です」
いや、去年の支払いが入った通帳なんて…。あったー!

なんやかやの手続き。
そして…。
還付金額42000円にUP!

おぉ~。
聞いてみるもんですな。
ちょっとしたリッチ気分ですよ。
会社の行きに漫画を二冊買っちゃうくらいリッチ。
たいした事ないリッチ。

――語尾に「リッチ」と付けるリッチ(流行れ!)。
そして。
この記事は、驚くべきことに一五年以上前の日記でした。恥の多い人生ですな―……

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