キリキリ舞いだぜハニーバニー

つまりだ。
「ねェン。電気屋さん。まだクーラー直らないのぉ?」
なんちて、目元にホクロのある未亡人な訳ですよ。
「暑いわぁ」
なんちて、白いブラウスの胸元をパタパタする訳ですよ。
あ~!
電気屋になれば良かったよ!!
なんてことを祝日の朝から考えてるキタナカさんですよー。
夢見る年頃ですよー。
恋に恋する29歳(自称)ですよー。
汗ばんでレースの乳バンド(黒)が透けてるのがポイント、っつかツボ。

「上は洪水、下は大火事。な~んだ?」
カタストロフ。
具体的に言えば…。
二十四世紀。
地球温暖化は深刻化。
海水位は上昇し、世界地図は大幅な修正を余儀なくされた。
さらに。
オゾン層の破壊により紫外線量が致死的な量となったことを機に、人類は居住区を地下へと移した。
2372年、米国。
民主・共和の深刻な対立により、テロが続発。
すでに水没して久しい、カリフォルニア州サクラメントにある地上へと続く移送管の利権争い。
共和党の過激派の投げた火炎瓶がガススタンドに引火。
街を火の海にするのに、さほど時間はかからなかった。
死者3,000人を数えた、この事件(死因の大半は「酸欠」だった)。
「サクラメントの大災厄」と後に語り継がれることになる、この事件。
それが、「上は洪水、下は大火事」の真実である。

――そうなのかー(棒読み)。

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