「異性に対する『誕生日プレゼント』の選び方」について

「note」のラジオでは、ボイチェンかけてるんでネカマ気取り。
まあ。
昔の日記でも「フレディ・マーキュリー然とした胸毛の大男が、僕の白魚のような肌を狙ってるんだ。抵抗はしないから、痛く……しないで?」とか書いていましたから、特に抵抗はありません。
R18業界が長かったから、「恥」の概念がズレてるのかも知れませんね。
あくまでアバターですし、文字も読まれてる方は「喜多仲ひろゆ」が男であることは周知のことと思いますからね。
ただ、自分の声が嫌いなだけなんです。

で。
昨日のラジオでは、時間をかけたくなかったので暇なときに用意していた「質問集」を、一気呵成に「なげやりに答えていく」方式を取りました。
アドリブによるインプロビゼーション重視です。
ウソです。
面倒くさかっただけです。
家人の指摘で「問題となった」部分の概要は下記(超加筆修正&抜粋)。
※まさか、アドリブを文字起こしする日が来るとは……。とほほ

「私は女子大生ですが、サークルに好きな先輩がいます。来月が先輩の誕生日なんですが、どんなプレゼントがいいでしょうか? 私は先輩に似合いそうなジャケットをプレゼントしようと考えていますが、どう思いますか?」

えーとですね。
やめとけ。
服には個人々々で、趣味があります。
人に私服を選んでもらうのは、中学生までです。
それまでは「お母さん」が買ってきたものを着ますよね?
だから。大学生が、人に服を選んでもらうのはキツいです。
「もらう側の立場」に立ってあげてください。

貴女が服をあげてですよ?
着ないと、貴女に対して失礼です。
でも、着ると「貴女に優位性を与えてしまう」気分になる。
これは、「マウントをとる、とられる」という話ではありませんよ?
えーと。
「貴女のために、もらった服を着てきたよ」
ってことになっちゃうのは、相手にとって重みを感じちゃうんです。

私はですね。
食事をおごったりしてました。
消えモノなら、相手も気を遣わないじゃないですか?

もう付き合っている場合についても、お答えしましょう。
相手がホワイトカラーの社会人なら、ネクタイが鉄板です。
あ! 変な柄のはNGですよ?
普段使いできるのが条件です。

ネクタイは、何本あっても困りません。
ネクタイは値段がピンキリですから、懐事情で値段も選べます。
困ったときは、アクアスキュータム辺りを選ぶと無難です。

女性にプレゼントするなら、「コーチのバッグ」とかはいいですね。
ヴィトンみたいに自己主張が激しくないし、ブランド力もある。

実話なんですけどね。
好きな相手の誕生日プレゼントに、私は「鉄アレイ」をプレゼントしたことがあります。
カラフルなスポンジ状のものでくるまってて、グリップもよさそうで安全そうなやつです。
意外と高かったんですよ?
買ってきた鉄アレイを、自分でラッピングしました。
いや、全然ネタっぽいプレゼントじゃなかったんですよ?
私は、好きな人が「身体を鍛えたい」とか言ってるのを聞いてですね?
買ってきたんです!

渡した瞬間、「重っ!」って言われましたよ。
そりゃ、そうです。
普通に二個で6kgですからね。(※実際は4kg。相手は女性なので)
「あの、ココで開けて☆ いらなければ私が使うから」って言いました。
開けてビックリ玉手箱、出てきたのは鉄アレイでしょ?
めちゃくちゃ笑われました。
でも。
のちに、その人と付き合うことになったんですよ?
ウソ! 私の恋愛偏差値、高すぎ?

まあ。
通常、付き合う前なら「着るもの」は避けた方がいいでしょう。
私は、オートバイ用のグローブとかなら嬉しいです。
脊椎プロテクターとかでも嬉しいですね。
これらのアイテムは「ギア」であって、オシャレとは関係ないですからね。
色がショッキングピンクでも、サイズが合っていれば嬉しいです。

消えモノ、消えモノがいいです。
重くないプレゼントから入りましょう。

音声チェックしているところを家人に聞かれ、「ネクタイは男性が貰ってイヤだと思うプレゼントの筆頭だよ!」と言われました。
理由は「自分のセンスと会わなかったら最悪だし、隠喩として『首に縄をかける』から嫌われる」そうです。
あれ、俺が変なの?
というか。本当は私が女性で、家人が男性である可能性まで出てきました。
それはないか。
私がホワイトカラーだったころは「欲しいものは即買い」しちゃう人間だったんで、特別なプレゼントで欲しいものなんてなかったんです。
だから、実用品を相手に提示してました。

最初は「ZIPPO」だったかな?
「増えていくZIPPOのライターが、歴史を刻んでいく」ってなると思ってました。ちょっと「ハードボイルド」っぽくないですか?
でも――。ガチで居酒屋とかで忘れてくるんで、ZIPPOが増えない。
相手はいい気分がしないし、私も申し訳ない気分になる。

「コレはまずい!」と思って、ネクタイにしてもらいました。
ネクタイなら、落とす心配はありません。
私が持っていたのは黒いスーツばかりだったので、色彩のイメージは女性の好みで選んでもらった方が無難でしょ?
ココで、はたと気づきました。

私は、「スーツを制服(戦闘服)だと認識している」ということに――。

ラジオで言っている「ギア」だったんです。
オシャレな男性は、スーツの色にもこだわるでしょう。
合う色、合わない色もあるでしょう。
ですが。
私は黒いスーツしかありませんから、色が合わないことは皆無。
ブランドにはコダワリがありましたが、ネクタイは「付けてればいい」という感じでした。

つ・ま・り。
男女問わず、(オシャレさんには)服飾をプレゼントするのは地雷ということになりますね。
いやあ、お恥ずかしい。
コレが「ネカマの限界」って奴ですね。
しかも、「服にこだわらない側」のオタクなネカマです。

私の場合――。
家人の誕生日には「財布の中にピッタリ10万円入っている。今日は全部俺が出すから、食事でも服を買うのでも好きに使うといいよ」とやってました。
誕生日が平日の場合は次の土日になるので、サプライズ感はないですけど。
俺が女性向けの「プレゼントを選ぶセンスがない」という事実と、「自分も御馳走が食べれるかも知れない」という、苦肉の策でありナイスアイディアでもあります。
いえね。
「現金10万円を、ポンと渡す」よりはイベント感があるじゃないですか?
女性の買い物に付き合うのは苦手でしたが、一年に一度ですからね。
大抵は服飾でしたが、「高級液晶タブレット」になったこともあります。

女性にしてみると、コレって嬉しいプレゼントじゃないですか?
今まで、「気になっていたけど価格で躊躇していたモノ」を買うチャンスになりますからね。
ひょっとしたら「手抜き感」を感じて、怒る女性もいるのかもしれない。
その場合は、「俺のセンスで選ぶと、君が気に入らないと困るし……」と言えば、相手が納得してくれるケースが多いと思います。

(当日ではないにせよ)交通費とかも含む「旅行」にすることもできますし、「余った金は私の手元に戻る」という制約も加えてあるので、SLG感覚で楽しめるアトラクションです。
相手が「面白がり」じゃないと、成立しませんけどね。
「私だったら」ですけど、女性が「あと5,000円か! 何が買える?」って血眼になってたら、ちょっとヒきます。

【結論】

・男性に対するプレゼントは相手次第。と、謹んで訂正させていただきます

・喜多仲ひろゆは、女性に対するプレゼントは「今日は、俺が財布」を推奨いたします(コレも相手次第、なのかな?)

――ホワイトカラーだったのは、ごく短期間だったんですけどね。

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