「善く生きる」について

「善く生きよ」って、ソクタン(あだ名)が言ってたけどさあ。
そもそも「善」という定義が曖昧過ぎるんだよなあ。
・健やか
・精神の健全さ
とかを説いてるんだとは思うよ?
「七つの大罪」とかも、後に生まれてるしね。
調べりゃ分かると思うけど、たしかに「誰にも嫌われない方法論」だわ。

でもさあ。
子供を作るにあたっても、極端な宗派だと「女性に麻袋を被せて性器部分の布に穴を開けて、男は心を空にして――」とかになるわけですよ。
そこまでして「淫蕩」を避けるのも不健全だと思うんだよね。
人間って、「ちょっとだけ頭がいい動物」なんじゃないの?
もっと自然に、他人のことを好きになれるもんじゃないの?
その方が、俺は「美しい」と思うんだけどなあ。
俺は「接触恐怖症」だから、結構「動物として醜い」存在だけどね。

もっと言えば。
「虚栄」とか「嫉妬」なんて、しない方がおかしいんだよ。
持っているものは「虚栄」し、持たざる者は「嫉妬」する。
「怒り」や「悲嘆」までなくなったら、ソレもう人間じゃないでしょ?
単なるロボット。

昔、こんな思考実験をしたことがある。
「自分にだけ美しく見えて、他人から見ると醜い異性」という存在。
※多分、漫画「火の鳥」にあったエピソードの影響
皆さんに聞きますね。
この状態って、あなたはどう思う?
つまり。
「他人の眼」と「自分の眼」の、どっちを重視するか? って問題です。

劣等感塗れの俺には、その想像はステキな男女関係に思えた。
もちろん、「独占欲」があったことも認めようじゃないか。
半面。
自分にとっては絶世の美女でも、友人からは「ブス専」とか揶揄される。
コレに耐えられない人も、多いんじゃないかな?
俺は全然、耐えられると思ったけどね。

あくまで思考実験でしかないから、深く受け止めないで欲しいんだけどね。
「他人の瞳に映る自分」が本当の自分、ってのは楽なんだよね。
収入・容姿・頭の良さ・お洒落か否か・身長、等々。
他人と自分を差別化するモノサシとして、「羨まれたい」って思っちゃう。
これは、俺にだって当て嵌まっている。
自分がドン底まで落ちて、初めて「気付き」を得た。
それまでは、露悪的に振る舞って対人恐怖を乗り越えてきたに過ぎない。

でも。
実際に齢を重ねれば、「お金」くらいしか残らない。
そのお金すら俺にはない。
ココでも「自己承認欲求」が現れてくる。
心底、自分に呆れかえった。

「心のみそぎ」として、醜い自分を曝け出すことにした。
まあ、女性からは「スキ」されなくなったよね。
かなりショック体験だったし、数日間は落ち込んだ。
でも。
俺くらい自己評価が低い人間だと、数日間も経ったら「うん。それでも俺は俺でしかない」って思えた。
七つの大罪の「虚栄」を捨てられたんだ。
別に、すべての大罪を克服したいとは思ってないさ。今現在「怠惰」だし。
ただ、ラクになったことは事実。

「そうだ。小説書こう」って、京都旅行レベルで思えたもんね。
「note」は暇つぶしになった。
壁にぶつかりっぱなしだから、ストレス解消に書いている。
「スキ」なんて求めてないから、心は平穏だ。
一回だけ「お返しスキ連打」をされたことあるけど、本気で怯えたからね。
「何が起こった?」ってなった。
恐らく「note」ローカルルールだろうから、ありがたい話だと思っている。
でも、「真に受けない」ようにしてる。
その方も読まれていたら、申し訳ないです。
まあ。俺の記事は驚くほど「男密度」が高いからね。
「スキ」されるのは男ばっかりだからね、本当に。

多分、俺が「女と見紛う美少年」だからなんだろうね。
むくつけき大男たちが、ボクを狙ってるに違いないんだ。
大丈夫だよ。ボク……痛いの、慣れてるから。
餓えた獣どもめ。
ボクを好きにするがイイさ!

【30分後】

イテテ……。
うん。好きにするのはいいけど、少し優しさを覚えてね。
バファリンだって、半分は「やさしさ」からできてるんだからさ。
残り半分は、「厳しさ」でできてると思うけどね。
具体的に言えば、ローション使ってね。
俺は濡れないからね。そこんとこヨロシク☆

ああ。
久しぶりに、適当なことを書いてるなあ。
ちょっと。
書いてる小説の「謎解き」が無茶ぶり過ぎて、気晴らしにと思ってね。
まあ。何をするにせよ、可能性をシラミつぶしに生存戦略を練っていきますよ。

――おっぱい。(神聖にして冒さざる魔除け)

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