紐手を握り、涙を呑む

「婚活」やら「肉食系女子」やら「女子力」やら。
メディア主導で扇動している感が否めないと思うのです。
しかし、単純に「メディア」という言葉も多様化している。
ブログ・ツイッター等を駆使すれば個人でも情報発信が可能だし、プロとの境界線も曖昧だ。
「ネット」や「口コミ」というメディアは、新聞やテレビなどより身近に捉えられがちである。
しかし「流れ」というものが確実に存在するため、偏向報道に近しい印象を受ける。
つまり「誰だか分からないけど、皆やってる」という状況が生まれる。
そんな。曖昧模糊とした情報に、踊らされている人が多く見受けられる気がする。
しかし。
ネットミームとして使われる「スイーツ(笑)」なんかは、見事に住み分けが出来ている。
ヤフーのTOPには今日も「スイーツ女子」の文字が踊り、一方で「スイーツとかw」と揶揄される。
適者生存の法則で、どちらかが駆逐されそうな気もするが、そういう物でもないらしい。
一定数の支持層があれば、どちらも「適者」として認められている状況だ。
なんてね。
小難しいコトを書いてるのはですね。
「なぜ可愛いバンビちゃんである俺の元に、肉食系女子が現れないのか?」
「どうして毎日『おっぱい揉みたい』って書いてるのに、巨乳娘は揉まれに来ないのか?」
「どうして!」(血が滲むほど下唇を噛み締めながら)
どうも。
一大旋風を巻き起こす予定だったのですが、微風(秒速5cm)すら起こせないキタナカです。

世界一漢らしい男、キタナカヒロユ。
カップ焼そばの湯きりで、ホーローが「ベコン」て鳴っても驚かない勇者。
屁をした際、股間に生温い感触がしても怯まない勇気を持ち。
通勤時に激しい喘息の発作に襲われ、電信柱に縋り付いた状態で失禁した伝説を持つ――。
そんなキタナカさんの、コレ(小指)絡みの近況。

その1:
スイーツ系女子Aさんと酒を飲んだ際に、「スイーツ(笑)って知ってる?www」とか聞く。
聞きまくる。
ヒカれても聞く。
後日、同席した女子に「キタナカさん、元から印象悪かったけど嫌われたよアレは」と言われる。

その2:
「Bさんに、何かしたの?」
うんにゃ。
「キタナカさんに嫌われてるんじゃないか?って相談受けたんだけど…」
いやいやいや嫌ってないし。それ、どこ情報? どこ情報よ~?
「なんか目を合わせてくれないし、他の人とは会話してるのに私とはしないとか言ってた」
俺は心が風邪を引いてるから、人と目を合わせないのがディフォだろが!
「まあ、そうだよね」
それに。よっぽど親しくならないと、俺は積極的に会話には絡まん。
ツンデレを地で行ってるんだよ。
寡黙なツンデレは、只のヤな奴なんだよ。
I'm one of the TSUNDEREST guy in the world! なんだよ!
風の谷では「キツネリスかタナカか?」って激論が交わされてるんだよ!
「分かってるって! だから『気のせいじゃない?』って言っといたから」
んなこと言って、お前も俺のことが嫌いなんだろ分かってるんだうわぁん。

という訳で。
「モテ期」どころか、未曾有の「非モテ期」が継続してる気がするのです。
感じ悪い態度を「ウリ」にしてきましたが、意外と打たれ弱いのです。
存外にタチが悪い。
もはや「単なるヤな奴」である気すらするのです。

だからね?
キタナカ君は心が風邪を引いてるだけだから、温かい目で見守ってあげて。
先生からのお願い、ね☆

――優しく、楽しく、気持ちよく。

タメになるコトは書けていませんが、サポートいただけたら励みになります。よろしくお願い申し上げます。