新☆クラスメイトは巫女メイド

久々のニ連休。
昨日は六十キロほど自転車で走って熱中症気味(水シャワーで復活)。
今朝は通勤車のバーテープを巻きなおして汗まみれ。
パソコンの前に座り込んでネット。
突然の尿意にトイレに立とうとすると、足が痺れてる。
のっぴきならない状況なので、無理やり立ち上がる。
脚の感覚がない。
キャビネットの角に足の小指をぶつけて、二重の苦しみにのた打ち回る。
失禁。
フローリングの上で、尿に塗れて苦悶する。
阿鼻叫喚の地獄絵図。
そんな波乱万丈な人生を送っているキタナカです、おはようございます。
本当はアイドルの類なので、糞尿はいたしません。

こう見えて私、昔は九年ほど営業マンをいたしておりました。
今は、まぁ何だか分からないR18な仕事をしておりますが…。
「仕事柄」という言葉がありますが、俺の部屋にも増えたものがあります。
え?
「エロ漫画じゃねーの?」ですって?
失礼な!
エロ漫画は、営業マン時代の方が多く持っていましたよ。
世のスーツを着た営業マンたちは皆、押入れにエロ漫画を隠してるんです。
本当です。

じゃ、なにか?
「官能小説」です。
「やっぱエロ関係じゃんか!」と仰られる向きもあるやも知れません。
でも、やっぱり官能小説は「仕事柄」なんですよ。

ずーっとエロ文章を打っていると、語彙が枯渇してくるのです。
例えば、こう。

由美子は秘芯を自らくつろげ、少年の眼前に薄紅色の淫らな花弁を晒した。
「ごくり」
少年は我知らず喉を鳴らした。
「もっと近くで見ても…いいのよ」
由美子は、少年が見やすいように、ソファに腰掛けた腰を前にせり出した。
言われるまでもなく、少年の視線は「そこ」に釘付けとなった。

「もっと近くで見てもいいのよ…。ね? 先生のに触ってみて」
初心(うぶ)な少年の態度が、由美子をさらに大胆にさせた。
―自分は、こんなに淫らだったのか?
その自らへの問いかけも、今や媚薬としてしか作用しない。
娼婦のような自分の振る舞いに、眩暈にも似た陶酔感を覚える。
肉体の奥に新たな官能の焔が灯り、由美子の瞳は妖しげな光を帯びていく。
少年は意を決したように、おずおずと由美子の花びらへと手を伸ばす。
たっぷりと蜜を湛えた「そこ」は、あたかも食虫花のように少年の脳髄を痺れさせる魅惑の芳香に満ちていた。
偶然。
震える少年の指先が、刷くように肉芽を撫でる。
「あはぁぁぁっっ!」
由美子は「おこり」のように全身を震わせ、人生で初めての性感の頂へと押し上げられていった…。

とか書いたとしようじゃないですか。
わざとそのように書いたのですが、女性器を表す言葉は一つたりとも直接的な表現をしていません。
また、カブらせてもいません。
ま。
ワザと難しげな表現を多用したのは「それっぽく見せる」ためですけどね。
もちろん。
行為そのものに関してもそうです。
さすがに長々と書く気も起きなかったしドン引きされても困りますので、書きませんでしたが…。
意外に難しいんですよコレが。

長年やってれば、上記の程度ならばスラスラ出てくるようになるのですが。
「行き詰ったら官能小説を読んでみる」ようになっていくのですよ。
俺はね。
日本で一番、難しい顔をして官能小説を読んでいる漢だと思いますよ。
もうね。
哲学者然とした顔して「『肉棒』か『欲棒』か? それが問題だ…」なんて考えてるんですから。
凄い真面目。
働く男の顔。
マジ惚れても良いです。

あーもーね。
収拾が付かないっつか、女子高生ファンが減るっつか。
こんなことだって真面目に考えて書いてるんですよ?
みんなね(特にうら若き女子)。
もっとキタナカに対して、理解を示しても良いと思うの。
くすん…。(ユニセクシャルな憂いを帯びた表情で、拗ねてみせます)

――当初考えてたオチなんて覚えてないっつの!(逆ギレの天才です)

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