ブランニュー性癖

相変わらずブルーな日々。
男の子って大変☆

目に見えた変化はないので、ご心配なく。
若干ソウルフルなだけ。
「HEY!BROS!」とか突然言い出すだけ。
ま。
一人の時は、スゴイことになってますけど。
全米上映禁止になるくらいのショッキングシーンの連続!
息も付かせぬアクション!
お約束の、お色気シーンも満載!
「セクシャル&バイオレンス伝奇」な訳です。
そんなキタナカさん。
アニメDVDで大散財。
へっちゃらだい!

さて。
今日は物流の現場で、箱の折り込みの内職補助。
俺が責任進行をしてる案件ですからな。
人見知りMAXなキタナカさん、誰とも会話せず一人で黙々と作業します。

「大体この箱なんだよ? こんなん店舗で見たことないよ」(先輩A。作業しながら)
…スイマセン、俺が考えました。(心の声)
「なんで折らなきゃいけない訳?」(先輩B)
…スイマセン、それも俺が考えました。(心の声2)
ゴメン…。
ちょっとだけ泣いていいかな?
ちょっとだけだから。

作業のメドが立ったので帰社。
指先がヒリヒリすると思ったら、箱の折り過ぎで指先に水ぶくれ。
自慢げに見せて回った(子供です)。

「ちょっと! どうしたんですか、キタナカさん?」
あ、ハリーさん。
「ちょっと見せて!」
別に。こんなのツバを付けとけば治りますって。
「ダメだよっ! バイ菌が入ったらどうすんの? ちょっと指貸して!」
はい…。
(指に巻かれる絆創膏。俺はテレ隠しに、あさっての方を向いてる)
「ハイ! これでよし」
べ…別に礼なんて言わないからな。ハリーさんが勝手にやったんだからな。
「はいはい」(「やれやれ」って表情で肩をすくめる)

…。
……。
なんて展開のある訳もなく。
ハリーさんは、机の脇に置いてあったセロテープを俺の指にグルグル巻いて「これで大丈夫っしょ」と。
セロテープ…。
あまりにも応急処置。
あまりにも荒療治。

ハリーさん。
そこは、俺がテレちゃうようなファンシーな絆創膏を貼るところです。
「ダメだぞっ」とか、腰に手をあてて前傾気味に「お姉さん叱り」をするところです。

違いますか?
俺だけですかね?
俺だけなんですかね!?

――そしたら俺は「さんきゅなっ」って言いますから。

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