AWSの生成AIサービスBedrockを使って画像生成をやってみる
はじめに
前回は、AWSの生成AIサービスBedrockの基本操作を書きました。
今回は、Bedrockを使って画像生成をしてみたいと思います。
利用するモデルは、Stability AI社のStable Diffusion XL(SDXL)です。
モデルの有効化
1.AWS コンソールにログインし、「Bedrock」を選択します。
2.バージニアリージョンに移動します。
※東京リージョンは、執筆時点で利用できる画像生成モデルがないため、
バージニアに移動します。
3.左側メニューの「Model Access」をクリックします。
![](https://assets.st-note.com/img/1703822615566-M242jqL6lw.png)
4.「Manage model access」をクリックします。
![](https://assets.st-note.com/img/1703822637959-s8MsFc6Qbt.png?width=1200)
5.Base Model一覧が表示されます。
Stability AI欄のSDXLにチェックを入れ、最下段の「Save changes」をクリックします。
![](https://assets.st-note.com/img/1703822721063-9cDCVpbvXt.png?width=1200)
しばらく待つと、ステータスが「Access granted」に変わります。
これでSDXLが利用できるようになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1703823158255-qR6EUqGzwe.png?width=1200)
画像生成してみる
それでは、さっそく画像生成してみましょう。利用するモデルはStability AI社のSDXLです。
1.Bedrock左側メニューの「Image」をクリックします。
![](https://assets.st-note.com/img/1703823380284-GlxNGgI17A.png)
2.「Select model」をクリックします。
![](https://assets.st-note.com/img/1703823503916-nqcxhuPuvH.png?width=1200)
3.モデル利用に必要な項目を設定していきます。
Category:Stability AIを選択
Model:SDXL 1.0(最新)を選択
Throughput:そのまま
最下段の「Apply」をクリックします。
![](https://assets.st-note.com/img/1703823564239-TgaEs9iH0B.png?width=1200)
4.これでSDXLが使えるようになりました。
右側画面にはパラメータも表示されていて、随時調整することができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1703823668407-dHY9jiWDbs.png?width=1200)
5.画像生成
それではプロンプトに画像生成の指示をしてみましょう
指示は適宜入力しましょう。筆者の所感ですが、英語で指示するほうが精度が良いように感じます。。
参考までに、
<プロンプト>
Mt. Fuji in winter with a photo-like finish.
SDXLの回答:
![](https://assets.st-note.com/img/1703825352745-sKqv8VjtiR.png?width=1200)
指示を少し増やしてみます。
<プロンプト>
Generate an image depicting a luxury sports car driving through the streets of an oriental city, with a photo-realistic finish.
SDXLの回答:
![](https://assets.st-note.com/img/1703825462839-m37IKwyaaf.png?width=1200)
まとめ
いかがだったでしょうか。出来上がった画像はパラメータ調整を加えると、仕上がりが変わってきます。適宜、調整しながら挑戦してみましょう。
それから、今回はBedrockのほんの一部を紹介したにすぎません。
まだまだ優れた機能がたくさんありますので、後日記載しようと思います。
参考
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