より日本人が世界で注目を浴びるためには!
こんにちは、草 宏禎です。
今回第4弾は
" 日本人が今後世界で活躍するために覚えておくこと"
アメリカに来て、まだ約半年間だが、
そう時間が経ってない今だからこそ言える、日本と世界の差を書きたいと思う。
日本人の良さ
世界からみた日本人の良さ・武器は、
正確さ・キッチリとこなすこと、技術の高さ。
では課題、
戦術の中で自分の特徴を出す選手が圧倒的に少ない。
これは表裏一体である。
もともと、
日本人はシャイだ。
失敗を恐れてチャレンジしない。
誰が何万回言ったかわからないこの言葉が、日本人の課題によく表れてる。
これだけ浸透しているのに変わらないのは、日本で生活していてそれが成立するから。
19年間日本で育った私が昨年の夏からアメリカに来て、それをより感じる。
アメリカの大学の授業形態を知ってるだろうか。
生徒の積極性が評価対象となり、出席・宿題に加えて、授業内での発言の回数が点数に入る。
アメリカに限らず、世界では自分の意見がスッと言える環境が常にできている。
よく小学校や中学校のクラスに1人か2人、先生の言うことに何でも答えるやつがいた。
そんな奴がクラスの全員。そこに自分の意見を言うように小さい時から育てられる、日本なら超スーパーエリート集団だ。
初めて大学の授業に参加したとき、圧倒されたのを覚えている。
初めての英語での授業、自分の意見を言わなくてはならない緊張感。今も苦労しているが、だんだんと慣れ始めてきた。
それはサッカーでも同じ。
アメリカは積極性を重視する。
積極性とは何か。
良いところを見る。褒める。
基本ミスは見ない。
アメリカに来て、日本で19年間生きてきた5倍は褒められた。
日本人は褒められ慣れてない。
小さい時から、戦術の中での自分の出し方・見せ方をみんなが知ってる。
そりゃ、評価されるわ。
アメリカでは身体能力が高い選手はアメフトかアイスホッケーに行くと言われている。
サッカーは5番目。
でもホントに良い選手はゴロゴロいる。
最近では、ドイツ・ブンデスリーガのトップ昇格を蹴ってまで、アメリカの大学に選手が来るレベルだ。
もちろん基礎がなってない選手の方が多いけれど、それだけ国として全員が大成しやすい環境づくりがされている。
だからこそ世界に出るにあたって、少しだけ覚えておいて欲しいことがある。
世界との差を埋める意識とでも言うのか。
それは
"細かいところに気を配る"
活躍した選手ほど、勝利の女神は細部に宿ると言う。
日本では気づかない、海外に出ないとわからない、細かな損があることを覚えてほしい。
損は積み重なると、チームの中での信頼に表れる。
https://kashiwa-times.jp/posts/interviews-takahashi-2nd @Kashiwa_Times
フィンランドのFFヤロでプレーをされている、
高橋一樹さんのこの特集をみていただきたい。
例えば、鳥かごのトレーニングで自ら鬼になる。
なんの違和感もない、常日頃やってしまっている行為が結果的に、
『コイツがやるからいいか』と、足元に見られ、チームでの自分の地位を下げる。
次第に周りからの見方も変わってくる。
こんな細かなところなんて日本にいたらわからない。
外国人枠としてプレーしていることもあって、次第にどんどん自分の居場所が無くなる。
そうした細かなところでも、もう競争は始まっているのだ。
日本人という外見だけで周りから言われやすいこともある。
同じミスを自分と他の選手がしたとしよう。
他の選手は英語が喋れるので、周りからミスについて触れづらい、あまり言われない。
一方、上手く英語が話せない自分に対しては、容赦がない。
これは海外に来て、わかる。
だからこそ結果を出し続け、こうした細かなところに気を配る必要がある。
それが海外でプレーするということ。
もう1つ。
" ビッグマウスになれ "
ビッグマウスと聞いてどうだろう。
良い印象は持たないだろうか。
単純に日本には少ない気がする。
アメリカに来て、
チームメイトの自信の持ち方に、とても刺激を受ける。
誰に聞いても、目標は違えど、自分のビジョンをハッキリと言える。
もちろん見合ってないやつだっている。
逆に見合ってないくらいの方が良い。
それくらい大きいことを言えるだけでいい。
私は今19歳。
この歳にもなると、さすがに大学卒業後に何をするか現実的に考える。
その中で、笑えるくらい大きな夢・目標を掲げられるだろうか。
しかも自信を持って。
これが世界かと。
驚いた。
ビッグマウスくらいが丁度いいのかもしれない。
ということで、
2019年。
始まっているが、
今年は
短期大学の全米優勝
UNC Chapel Hillに編入する
これでいく。
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