私の見た世界4/19

職業という投資・投機の存在。

 これを、今までかけた学費と取り組んだ時間から見たら当たり前だ、と
いえばいいのか、いやいや、これこそ職業差別だよ、といえばいいのか、
正直わからない。
 昔、わたしが大学受験を全部終わって電車で帰るとき、たまたま隣り
合わせたおじさんが医療関係者の裏話をしてくれて、
(その頃はまだ人を受け入れている隙間があったのだろう、
  今とはえらい違いだ)
 普通の医者になるまでにかかる経費が5000万から1億円、
眼科・歯科・耳鼻科で1億~2億円、開業するためにはさらに数億円を
積まなきゃ話にならないそうだ。
 このかかった費用≒投資・投機した金額を回収するために
あえて同一労働は同一賃金の決まりを壊していくのは、
正直どうなんだろう。
 というか、医療関係で一番しんどく、そのきつさに比例して
金銭面で搾取されているのは看護師等の患者と直接やり取りを行う
立ち位置なのかもしれない。
この搾取がコロナウイルスワクチン接種の場でも行われているのは
少し、というかかなりしんどい。

旦過の大火事

 この市場は数年後に建て替えになる予定だったけれど、なんか大人の事情でお話が進まない、ということを聞いたことがある。
 建て替えがうまくいかないタイミングで、こんな大火事を起こされたら、たくさんのことを勘ぐってしまう。
 火災保険をもらうために火をつけて、広い範囲を焼き尽くして、建て替えを容易にする、日本の商店街はこういうやり口が当たり前になっている。
 それがいいのか、よくないのか、自分には正直わからない。
働くことは大変、売り手と買い手、そして世の中の三方が
よい方向になるように働くのはもっと大変、ということはわかっている。
 けれども、商いはずるく立ち回って、自分だけよければ、というやり方でなければ商いをやっている意味がない、という人たちがこういう風に
大火事などの事故を起こして取り返しのつかないことになってしまう。
人はいろんな生き方がある、とは言うけれど、自分に恥じない人生を
生きてみたい、としかわたしは言えないや。

Twitter買収をめぐる攻防戦

 

 Twitterって、言葉のやり取りを回線上で行う場所があるだけで、
運営はこういう形をしていて、主たる金主はどこの誰で、
どういう姿勢と精神で言論活動を制御するのか、まったく見えないし、
まったくわからない。
 わからないから、人を小ばかにしながら努力の大切さを説くことや、
何々すごいというある国や人間を持ち上げて、その対極線・対角線にいる
別の国や人間を下げる言い方、その他、例を挙げるにおぞましい言葉の
数々に触れるたび、これらの言葉の発信者を通報してブロック、という作業をするけれど、一向に減る気配もなくなる気配もない。
 日本語という「異国語」でこういうことになっているから、
Twitterの母国語である英語も大変なことになっているのだろうな、
その元凶になっている体制を見える化するために、イーロンマスクという
現代屈指の革命家がこうして行動を起こしたけれど、おぞましい人々の抵抗にあっている、という構図しか見えてこない。
 見えないところで小さな戦争は始まっている、ということか。
 


 

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