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多様性を肯定する為の音楽

10月9日にSpotify O-WESTでcinema staffというバンドが企画したイベントにdownyで出演してきました。

主催のcinema staffは残響レコードというレーベルからデビューしたオルタナティブロックやポストロックを出自に持ちながら、メジャーデビューしてからは進撃の巨人のアニメの曲を担当してポップスのリスナー層にもファンを拡大して、今は音楽活動意外に地元の岐阜でOOPARTSというフェスを開催したりメンバー各々も作曲家やYouTuber、レコード店の経営など幅広く活躍しているバンドです。

元々この企画はcinema staff、MOROHA、downyという3アーティストで開催される予定でしたが、MOROHAのUKくんの体調不良の為cinema staff、Climb The Mind、downyという3バンドでの開催になりました。
MOROHAとdownyも共演したいねと結構前からアフロくんと話していたので、UKくんの完全回復を祈っています。

Climb The Mindは僕が学生時代から聴いていたバンドで結成もdownyと同じくらいの時期。
自分はdownyのオリジナルメンバーではなく世代的にはシネマのメンバーと同じなので、シネマの皆は自分たちのファンの皆様に自身のルーツになったバンドを紹介したいという意図もあって企画に呼んでくれたのかなと受け取りました。

シネマのライブのMCでボーカルの飯田くんがdownyの第五作品集が出た時に、楽しみすぎてポータブルCDプレイヤーを持ってCDを買いに行って歩きながら聞いて帰った話とかは自分も同じ事していたので共感しながらライブを観ていました。

Climbもdownyもポップスの領域ではなく、メンバーもバンド活動以外に別の仕事を持っている。
個々に聞いたことはないけれど、きっと幸せなアーティスト活動を続けるためにできるだけ自分らしくいれる環境を作るためにそうしているのだと思う。
toeやSpangle call Lilli line、envyなど僕が敬愛して止まないバンドも同じ理由だと推測している。

商業として音楽をやる事も素晴らしいし、純粋な表現や趣味として音楽を続ける事も素晴らしい。
両端のグレーなポジションにいる自分(やdowny)が創作を続ける事で、何か作りたい、表現したいと思っている人の背中を押せたら嬉しい。

追記:とは言え自分の関わった作品やライブが商業的に成功したり沢山の人の目や耳に触れたり、褒められたりすると嬉しいので応援してもらえると励みになります。

さらに追記:幅広い層にリーチしているcinema staff企画だけあって、本当に色々な人が会場に来てくれていた。これまでお仕事でお世話になった方々、名古屋ツアーで共演してくれたquiquiの元輝くん、noteの玉置さんと志村さん、uri gagarnのみなさん、nape_の山下夫妻などなど、僕個人の知り合いで認識しているだけでもたくさん。本当にありがとうございました。

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