マッチレビューを書いていることについて
マッチレビューのようなものを書き始めて今年で6年目になります。ブログ自体はその前年、2013年から書き始めています。2013年のエスパルスは開幕から全く勝てずチームや選手に批判轟々。中でも無理解な批判のひどさ(と自分は感じた)に我慢できず何か気持ちを表したいと思ったのがきっかけです。
ブログを書き始めた時のお気持ち中心の文章が、マッチレビューっぽくなったのにもきっかけがあります。それはらいかーるとさんのブログを読んだことです。その内容に「サッカーの試合で起こる現象には理由があって、それをこんなわかりやすく説明できるんだ」と衝撃を受けました。
それからもっと戦術ブログが読みたくてネットで探しては読み漁るのが趣味になりました。例えばセレッソのAkiさんとか、スポナビブログで書かれていた仙台の方(思い返すとたぶんヒグチコータさんじゃないかと..)のレビューなどをよく読んでいたのを覚えています。
戦術ブログを読んでいる内にと段々と「自分も戦術ブロガーさんみたくかっこよく試合を説明して文章に表してみたい」と思うようになりました。憧れからの真似っこです。それで思い切って書いてみたのが現在までずっと続いています。
つまり僕はレビューを書くことで何かをなしたいというより戦術に触れたマッチレビューを読んだり書いたりすること、それ自体が好きみたいです。
なのでマッチレビューを書く一番の動機はと自分に問えば、自分が憧れたようなかっこいいマッチレビューが書きたいが答えになります。自分にとって試合を見てレビューを書くことは手段でなく目的になっているのかもしれません。
もちろん書いてる上で他の理由も含まれます。書いたものを読んで自分の意見を伝えたいとか、自分の観戦眼を上げたいとか、サポ仲間と繋がりたいとか、アーカイブ的な意味合いだとか。
それらはどれが一番とは言えず入り混じっているし、その年によって何を重視するかが変わったりもします。それでも書く理由を削ぎ落として最終的に何が残るかと考えるとやっぱり"書きたいから"が残ります。
だからこれまで閲覧数が2、3人の時でも、観戦力が上がらなくても、文章が上手くならなくても書き続けられたのだと思います。
それでも読んでもらって反応していただくのは嬉しいですし、何かを伝えることも多分に目的の一つに含まれます。なのでもっと伝わる努力はしていきます。そして自分が納得する内容にするためもっと試合を理解したいし文章も上手くなりたいです。
ということで多方面に努力しながらこれからも諦めずに書き続けていきたいなと思っています。なかなかすぐに納得できるようにはならなそうですが、20年後くらいには「サッカーめっちゃ詳しいじいさん」になれたら嬉しいなと、そんな夢を描きながら気長に気楽にやっていこうかなと思っています(笑)
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