ドラッカーマネジメントの世界へ…

私がドラッカーの著作に出会ったのは、高校生の頃…
サッカー部に所属しつつも「マスコミ研究会」を仲間や先生と立ち上げた頃でした。父の書斎に『経営者の条件』というタイトルの古い背表紙を見つけたことに由来します。実は数年前まで忘れてたことだったりします。

もう1つ、大学院生の頃、法学の世界的な広がりと、地域による法学の変容の奇妙さに引かれ、なぜかPluralismの章に惹かれてPeter.F.Drucker『The  Age of Discontinuity』を参考に修論をまとめました。

そして、社会に出て働き出し、部下を持つ時にマネジメントを実践すべくドラッカーの『マネジメント』を読みまくりました。ここからドラッカーの著作集がダイヤモンド社でまとめられ、『断絶の時代』を読もうとした時、目次で「多元主義」…Pluralism。の日本語訳で気がつき、院生の頃読んでた英書がドラッカーだったとつながりました。お恥ずかしいお話です(笑)

そこから家業を承継し、事業拡大と分解、東日本大震災、縮小、コロナ禍… いろいろ経験して来ました。ドラッカーの著作を入手できるものはほぼ読んでいたお陰か、安心して活動して来れました。

亡き父の書斎に初版の『経営者の条件』を数年前に再度見つけ、不思議な縁を実感しています。生前のドラッカーに会えなかったことが残念ですが、夫人やドラッカースクール学長とはお話することができ、ご縁はこれから…なのかもしれません。

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