日々のマネジメントなトレーニングをお薦めします!

「このままでは日本は落ちぶれる…」と某電気自動車の社長イーロン・マスク氏が述べた様に、日本は気がつくと経済大国ではなくなったことを嫌でも分からせてくれました。そう思いたくない、思えない人も多い様ですが、これが世界の目だと思います。GDP、一人あたりのGDPもアジアのトップから久しく遠のいています。

また、世界の人口統計を見れば、日本の周辺アジアではフィリピンやベトナムも1億人前後に増え、インド周辺で約18億人、次年度にはインドが中国を追い越します。意識が薄い国々で人口増という経済力を身につけつつあるんです。ベトナムの研修生制度ももはや対等の関係で制度づくりや意識改革して迎えるべきでしょう。

前置きが多くなりましたが、こんな事実の認識や理解が日々のマネジメントなトレーニングだったりします。偏見や思い込みをいかに外せるか… ドラッカーが述べる「自分の外に成果(すでに起こった未来など)を見つける」ことがトレーニングだったりします。組織にいると、上司や同僚、取引先の声が聞こえて過ぎて、他の人の声が聞こえなくなり、聞かなくなります。日々の生活の中で、いろんな声を聞くことがトレーニングです。BtoBの事業であっても同じです。「人の話を聞く」ことに意識してみると、たわいもない話も多いですが、その中に何だかのヒントがあったりします。そのうちに、「今、何が聞きたいのか」がわかるようになって来ます。先読みしたりする時もありますが、キチンと聞くことで、人の信頼や評判も変わっていくものです。

マーケティングも同じです。ドラッカーは、「マーケティングが出来ていれば営業は要らない」と述べ、日頃のマーケティング… 例えば、街の人の声を聞くこと、仕事先の方とのいろんなレベルの会話、相談や質問、必要な統計のチェックなど… 特別な「マーケティング」は不要または少なくなるのは事実です。現在の事業や仕事そのものが、次の機会のマーケティングだったりすることはよく聞く話でもありますが、同じ様に、日々の生活の中ですでにマーケティングしてることは多いんです。もしくは、そんな生活習慣が大切だったりします。

私の場合、耳とセンサー、仕事の仕方が強みです。耳で学ぶことは苦手ですが、人の話を聞くこと、その裏を取ること、おもしろそうと思えるセンサーが反応すること、ってことは〜っていう戦略を思いつくこと、それを調べることが日々の習慣だったりします。みなさんにも「習慣」「癖」「知らない間にやっていること」があるはずです。例えば、会議のメモの仕方に目がいった私が「そのメモ見やすいね、今度ファシリテーショングラフィックの例に貸して…」って話から、今やイラストレーターになっていたり… いろいろあります。逆も然り…ですけどね。

特別な研修や特訓は要りません。
自分のことを知ることからスタートですよ〜

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