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book note

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読んだ本や気になる本など、「本」にまつわる記事を集めました。写真とつぶやきがメインです。
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#読書感想文

街があって会社があってお店があって家がある。そんな当たり前に見える世界が、とても不自然なものに思えてしまった。進化も退化も、今を生きるわたしたちにはわかりようがないくらい、歴史は長いんだな。今を最善に生きることが未来につながるとよいけれど、答えを知る前に人生が終わるね。

広山しず
7日前
16

読み始めたら止まらないから困る…笑。沙絵さんが好きなので、再登場してうれしい回でした^^。時代とともに移り変わる文化や常識によって、怪異も変わっていきますね。「怖い」の定義にもよりますが、この世で一番怖い存在は人間説。とはいえ、未知なもの理解不能なものは、すべて怖い。

広山しず
8日前
7

「居場所」ってものは、いくつになっても見つからない。でも、見つからないなりにうまく呼吸できる場所もある。そんな連作短編でした。人生先生のような大人に出会うことはなかったけれど、私はたくさんの本を通していろんな人に出会えたからよいのだと思う。大満足の1冊でした^^

広山しず
9日前
13

アリエッティの原作だけど、映画は未視聴。観てみたいな。表紙の通りかわいいお話かと思いきや、なかなか厳しい場面も多々あってびっくり。いつの時代も自分が属する文化や生活圏だけが正解と思わぬように生きられたらいいな。アリエッティが暮らすお家の様子はとてもわくわくしました^^

広山しず
10日前
16

ドラマを見て初めて知ったシリーズ。そのあとマンガアプリで読んで、続きが気になりすぎて原作小説へ。だから急に6巻を読んでいます^^;。本物の怪異はちょっと苦手ですが、この小説の世界ならわたしでもわくわく。またまた続きが気になってしまったので、最新刊までまとめて買ってこよ◎

広山しず
2週間前
8

図書館で家族に選んでもらった一冊。装丁に惹かれたらしい。たしかにかわいい^^そんな出会いをした物語は、かわいい以上のインパクトでした。最近ぼんやりしているわたしにはうってつけで、元気がでました◎タイトルの通り、ヨーグルトにまつわる物語だったので、早くヨーグルトが食べたい笑。

広山しず
2週間前
16

血のつながりだけが家族じゃないとしみじみ。優子さんがとてもすてきな大人でした。誰かに優しくするためには、自分が立つべき地面をしっかり踏み固める時間が必要なんだなあ。図書館で借りた本だけど手元に置きたい一冊でした。文庫が出たら、単行本と比べて装丁の気に入った方を買いたい^^

新しい作家さんと出会える短編集が好きです◎ 今回は山白朝子さんのお話がとても好きになったので、次回は長いお話を読んでみたいと思いました。「異界」ってないと思いつつ、不意に隣にいたりするふしぎな場所。怖いお話は苦手ですが、今ある世界とは違う世界には興味津々です。

広山しず
1か月前
15

鈍器のごとく分厚い第1巻を読み終わりました。うーん、ムズカシかった( ;∀;)!SFの名作「星を継ぐもの」も難しくおもしろかったのですが、それ以上の難易度でした。リケジョだったのに・・・笑。Netflixでドラマ化されているそうなので、映像の方がもしかしてわかりやすいのかな??

広山しず
1か月前
5

まず、所属する組織が「変えようと思えるほどの存在か」が大事かもしれない。人も組織もいつだって方向転換できるし、変われるしやり直せる。でも、手遅れの場合も少なからずある。これは組織を変える一冊というより、自分はどういう仕事をしていきたいか?を考える本だったのかな。

広山しず
1か月前
15

はじまりの物語を知れて、すごく大満足な4巻。はじまりを知りつつ、1から読み返してみたいですね。相変わらず、津軽の強さが好きすぎます。静句の強さもかっこいいけれど、めちゃくちゃな津軽の方がわたしは好み( ´ ▽ ` )!アニメにもなっていたようで、そちらも気になります✨

広山しず
1か月前
9

さすが名作。ニンマリしちゃいました( ´ ▽ ` )!わたしはもう十分に大人だから、ケーキ屋さんみたいな思い込みをたくさんしているのかもしれない。でも、そういう大人的な思い込みがとても嫌いだったりもする。気をつけよ・・・。作者も物語の一部になっているところがとても好きでした^^

広山しず
1か月前
6

春の限定カバーバージョンを購入◎とても透きとおった1冊でした。ネタバレしちゃいそうなので中身については触れず^^;。紙の本でしかできない体験は、やはり貴重だなと改めて感じました。印刷された文字、肌で感じる紙の質感。電子も良いけれど、紙でしか味わえない悦びもたしかにあるようです。

広山しず
1か月前
12

表紙を開いた瞬間、鱗みたいなページに迎えられてドキドキ。平凡だけど穏やかな毎日から、未知だらけの日常へ放り込まれるなんて恐ろしい。でも、未知もいつかは既知になり、居場所が増えていくんだなとハッとする物語。冒険に怯えるわたしは、いくつになっても怯えてばかり。そろそろ出発しないとな。