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無謀でもこどもっぽい夢でもチャグムを応援したい。与えられてしまった地位から逃げるのも、胡座をかくのも、存分に利用するのも、ありなのだ。そこで立ち向かう道を選ぶ皇太子はかっこよすぎるでしょう。怒涛の最終章が気になりすぎて、もはや違う本が読めない現在です。
読み終わるのがもったいないと思いつつ、結局読んでしまいました。大号泣の最終巻。ごうごう泣きすぎて目と頭が痛いです。やっとタイトルの意味がわかり、物語が閉じた先の世界にそわそわ。すべての人が望む世界はむずかしくとも、いま成すべき道を歩む。何度も読み返したいすばらしい物語です。