天秤 TENBIN

ある時は激しく片寄ったり、左右に振れたりしても、この天秤の力によって、バランスが取れて…

天秤 TENBIN

ある時は激しく片寄ったり、左右に振れたりしても、この天秤の力によって、バランスが取れていけばよい。 文化と文明のバランスも大事。 そういう事を、思いつくままに、枠にはまらずに、無茶苦茶に書きまくっていきます。

最近の記事

№6_学生時代 乗り越えた追試

前回は、卒業には取得せねばならない必須科目の追試となった事をお伝えしました。その続きをお話ししましょう。 追試の試験会場 愈々追試が始まり、答案用紙の問題を読みますと、約七行のドイツ語の文章を日本語に訳せ、という出題でありました。 早速取り組みましたが、あれだけ「美学購読演習」のドイツ語の教科書を、参考書と共に丸暗記していても、このたった七行のドイツ語の文章が、記憶から出てこないではありまけんか! 試験中苦悩しきりです。たったこのドイツ語の為に僕の四年間の努力も水泡に

    • №5_学生時代 追試に挑む

      こんにちは!小野博也です。 前回、宣告を受けた「美学講読演習」の追試。果敢に挑んだ時の記憶をたどりながら書き綴っていきます。 ショックだった追試宣告 この後期の試験では、自分としては結構に回答して書けたと思っていました。その上、東京のファッション・アパレルの会社の就職も決まっており、後は、目出度く卒業式を待つばかりで、期待と夢とそして希望に溢れていたのが、一辺にガラガラと崩れさってしまったのでありました。なんと、あの一年生の時の第二外国語のドイツ語が、ここまで尾を引くなん

      • №4_学生時代 最終学年でのドイツ語の美学講読演習

        こんにちは!小野博也です。 このnoteでは、後2〜3回ほどしたら、大学卒業後入社したVANのことを書いていきます。そして創業者、石津謙介氏のことを綴っていきます。 それまで、もう少し学生時代のお話を続けましょう。 美学講読演習は、あの苦労したドイツ語だった 一年の教養課程で第二外国語のドイツ語の取得を失敗し、二年生でなんとか取得は出来たことは、前回お伝えいたしました。 しかし、もともと格好をつけてドイツ語を選択したのであって、好きで真剣に勉強する気がありませんでし

        • №3_学生時代 ドイツ語授業②

          こんにちは、小野博也です! 3回目の投稿となりました。この調子で続けていきますので宜しくお願いします。 前編では、学生生活最初の年で、ドイツ語の教授のことで苦労した結果、単位を取れなかったことを書いてきました。その後、どうなったかをお伝えしなくてはなりません。 翌年に持ち越したドイツ語授業 ドイツ語野単位は一年で修得が出来なかった為、二年まで持ち越しました。二年の時の担当教授は、ドイツ語の辞書を発刊されておられるくらいの立派な教授で、授業の最初の時間にこのように言われま

        №6_学生時代 乗り越えた追試

          №2_学生時代 ドイツ語授業①

          こんにちは、小野博也です! 2回目の投稿です。 1963(昭和38)年から通っていた関西学院大学でのお話です。 関西学院大学では、キリスト教概論と英会話が必須でした。最終学年の四年まで、特に英会話の単位が取れずに卒業まで危ぶまれる人もいましたが、僕は、母方がカトリックであったり、アメリカ人の先生宅に下宿させて頂いていたお陰で、両単位は取れたのでありました。 第二外国語はドイツ語を履修 教養課程の二年間に、第二外国語が必須であったためドイツ語を履修しました。僕は何故か女

          №2_学生時代 ドイツ語授業①

          №1_はじめまして。

          皆様、はじめまして!小野博也と申します。 そして、ようこそ! こちらのアカウントに訪問いただきありがとうございます。まずは私の自己紹介からはじめます。 大学時代は美学を専攻 私は、関西学院大学で美学というものを学びました。哲学的に「美とはなんぞや」ということを面白おかしく、そして無茶苦茶に楽しく学びながら、大学四年間を過ごしました。 キリスト教関係の大学であったため、校舎の直ぐ裏には、メソジスト派米国人宣教師の、大学と中・高等部で英語を教えていた先生たちの住宅が10軒建

          №1_はじめまして。