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#分解のススメ ソニーの学習リモコンRM-AV3000を分解してみた

#分解のススメ という分解にまつわる講演やLTに刺激をうけて、手元にあったソニーの学習リモコンRM-AV3000を分解してみました。

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左がRM-AV1000、右がRM-AV3000。ソニーから新しく電子ペーパーベースの学習リモコンも出ていますが、普段よく使う操作は物理キーでしたいので、プログラマブルな液晶画面と(制約が大きいので不便なものの)物理キーがあるこの組み合わせが個人的にはまだベストだったりします。

RM-AV3000が発売されたのは2003年頃のようです(筆者が使っているのは米国モデルで、米国からの発売でした)。日本発売モデルRM-AV3000Uのメーカー希望小売価格は27000円(税別)というだけあって、分解してみると思った以上に凝ったつくりでした。

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メイン基板にはかなり大きなTDKの圧電ブザーが使われています。中央のICはNECのD703030BGCは市場在庫がまだかなりあるようです。データシートはこちら。32bitのRISC-Vのマイコンのようです。(訂正:V850はRISC-VではなくNEC独自のRISCアーキテクチャのマイコンでした。https://en.wikipedia.org/wiki/V850)

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左側がメイン基板の裏側。コンデンサも普通のリモコンよりも多めに使われていますね。

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