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2023-24Vリーグファイナル

およそ17年ぶりに生で観戦。私の地元での開催だったので「ラッキー行ってしまおう」と思いチケットを購入。3月3日の決勝戦を観に行くことに。

私は高校バレーは好きだけどVリーグは正直しっかり見たことがないので、希望としては好きな選手がいる久光かJTにもしくはその両チームが上がってきてほしいと思っていた。久光は6位で終わってしまったけど、今シーズン無敗だったJTが見られるのは嬉しかった。もうひとカードは昨シーズンと今年度の皇后杯優勝のNEC。



会場の高崎アリーナは思ったよりもこぢんまりしていたので客席からコートが近くて驚いた。運良くブロックの1列目の席だったのでかなり見やすかった。


試合はシーソーゲームで手に汗握りすぎてびしょびしょだった。私の好きな和田由紀子選手も2枚替えでオポジットとして何度かコートに入り、パンチのある素晴らしいスパイクに唸ってしまう。もはや皆が期待しているジャンプサーブも、会場中がどよめく。
白熱しつつも第1セット25-27、第2セット30-32と、ここぞという場面でNECのエース古賀紗理那選手に得点を決められJTは連続でセットを落としてしまう。それでもさすが”日本のエース”とそのプレーに感心し拍手する。

もうセットを落とせないJTは3セット目レフトに林琴奈選手を投入。高いブロックにも対応する流石の上手さと守備力の高さでチームの雰囲気も少し変わった気がした。2セット目までとは流れが変わり、点差をつけていく。このセットも2枚替えで入った和田選手が無双し、私もガッツポーズをしてしまうくらい熱くなった。ジャンプサーブも炸裂し、笑ってしまうほど良いコースにサービスエースが決まりJT側のコートもベンチも客席も大盛り上がり。この勢いのまま第3セットは25-16でJTが取り返した。

これはフルセットに持っていける!と思ったけど4セット目はNECの山田二千華選手、甲萌香選手の両ミドルにシャットされてしまったり、このセット終盤から繰り出された古賀紗理那選手のバックアタックがことごとく決まってしまい、JTは点差を縮めることができず第4セット17-25で落とし、今季初黒星と同時に優勝を逃してしまった。


スポーツ観戦でこんなに悔しいと感じたのは初めてで自分自身とても驚いた。なかなか東京など近場の会場での試合がないのでVリーグを頻繁に観に行くのは難しいかもしれないけれど、機会があったらまた必ず行きたいと思える決勝戦だった。

これはバレーボールで推し活を始めてしまうかもしれない。

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